気づいたらクローラーベイト・羽根モノルアーの記事がすでに100本超えてます。クローラーベイトの使い方やマル秘テク、クローラーベイト向きのタックル、チューニングノウハウなどの記事を纏めました。
デカバスが釣れるクローラーベイトの魅力
クローラーベイトはとても魅力的なルアーだと思います。デカバスの強烈バイトを一度味わえば、それを忘れられずハマってしまう…そういう人が多いです。
今江さんの言葉を借りれば、クローラーベイトのデッドスローは「一番狙って釣れる、一番シーズンが長い、究極のトップ」です。
今年のGWに雄蛇ヶ池MAX級が釣れ、その結果、雄蛇ヶ池で3年連続55UP。その釣果がビッグクローラーベイトの力を証明してます。
クローラーベイト界の共通認識・チューニング
クローラーベイトの常識というか、共通認識的なものが存在します。個体差がある、セッティングが変わりやすい、自分で調整せねばならない…といった話です。
不具合が出ても、調整したりチューニングしたり、それを楽しんでこそのルアーだと思います。
クローラーベイトの基本的な使い方
クローラーベイトの基本的な使い方としては、主に次の3つがあります。
トップに反応が良い状況で普通に巻いて使う
トップに反応が良い時に、水面の巻物として使います。テンポ良く巻いて広範囲をチェックしていきます。
ビッグベイト的に、デカさやアピールの強さで寄せて食わせる
アピール強めな大きめのクローラーベイトをビッグベイトのイメージで使います。
超デッドスロー、水面ピクピクで食わせる
デッドスロー系クローラーベイトを超遅く巻いて使います。他のルアーで反応しにくい状況でも食わせてしまう力があります。
上記3つの使い方に対し、それぞれにおすすめなクローラーベイトがあります。以下の記事で詳しく紹介しています。
クローラーベイト使用時のテクニック・使用シーン
クローラーベイトに向く条件はベタ凪だと言われることがあります。超デッドスローで攻めるなら特にそうです。でもそれだけでなく、雨風や濁り、荒れた中でも(限度はあります)デカバスキラーになりえます。
デッドスロー系クローラーベイトの「ラインたるませ巻き」
デッドスロー系のクローラーベイトについては”ラインをたるませて巻く”ことが効果的です。そして、たるませ巻きができない状況は、道具でカバーする方法でミスを減らしています。
巻き速度が上がるほど、ルアーが近づくほど、ラインはたるみません。そこがポイントです。
ハイアピールが生きる使用法・使用パターン
超デッドスロータイプのクローラーベイトが注目され人気がでましたが、普通に巻いて強いアピールを活かすのはもちろん、速巻きという荒ワザもあります。
先日も、風雨と濁りの中でNZクローラー入魂という、もちろん期待して投げてましたけどもそれには驚きました。過去にも荒れた条件で結果を出しています。
青木大介プロが、大雨の亀山湖で初めて使ったクリーパーを巻きながら言った「50cm近いのがわりと追ってくるね。このコンディションなら一番可能性あるかも」が言い得ています。
鳥の水浴び釣法と呼んでいた「ビッグクローラーベイトの速巻き」にもバスは反応します。
ビッグクローラーベイトに向くタックル
ビッグフィッシュを確実に獲るために、アワセからランディングに工夫が必要です。以下、1~2oz程度の羽根モノを前提にしたタックルについて。
ロッド
デカ羽根モノのアワセは、バスにルアーを持っていかせてからの遅めのアワセが有効です。ゆえに私は硬いグラスロッド(グラスコンポジット)を使います。
理由は、「感度が鈍い」「バレにくさ」「掛かりやすさ」でミスが減るからです。
ただし、グラスロッドは慣れが必要であり、慣れていなければグラスロッドゆえのミスも起こります。カーボンロッドを使うなら低弾性タイプがよいです。
リール
自分はギア比6.2のリールで100mmクラスのロングハンドルを使ってます。
デカ羽根モノにロングハンドルが向く理由は3つ。「リトリーブ時のメリット」「巻き合わせがしっかり決まる」「ファイト時のメリット」。
デカバス釣果のパターン事例
ネストで見たでかい雌を狙って、4釣行目に獲ったアベンタの57cm。および、時合を待ちながら同じ場所に投げ続けたダッジの50cm。
ギルネストを襲うデカバスをデカ羽根モノで撃っての55cm。
ビッグクローラーベイトへのバイトは威嚇か捕食か?
ビッグクローラーベイトへのバイトは威嚇だと言われることが多いと思います。
激しいバイトには理由がある
バイトはなぜ激しくなるのか。激しいから威嚇なのか?
食いが立ってる時のバイトが多い
10年以上使ってきて、自分の経験上その多くは捕食バイトだと思っています。雄蛇ヶ池においては食いが立っている時のバイトが多いのです。
「威嚇ではなく食わせのルアーだ」by黒田プロ
その後、ロドリのデカ羽根モノ特集記事で、黒田プロが「威嚇ではなく食わせのルアー」だと明言しました。
食わせだと、捕食バイトだと考えると、その出し時も変わってくるはずです。
トッププロのクローラーベイト使用法・ノウハウ
2017年TOP50第2戦弥栄ダム/黒田健史プロの「アベンタRS疑似提灯釣り」。
2016年TOP50第3戦七色ダム/小森嗣彦プロの「バスを焚きつける力を利用したサイト作戦」。
クローラーベイトのウンチク
「アベンタにフェザーフックはありなんですか?」と何度も聞かれたことがあります。ハネモノにフェザーフックの有り無しでどういう違いが出るのかをまとめました。
羽根モノでスクイーク音(キュルキュル音)を出すことが可能です。
ビッグクローラーベイトが宙に舞うボディブローバイト。
バスがシャローに差していれば、冬にクローラーベイトを使います。実績もあります。
デカ羽根モノはフロントフックがねじれる、それはなぜか?