クローラーベイトの自作!超デッドスロー羽根モノルアーの作り方アドバイス

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例の超デッドスロー対応自作クローラーベイトの進捗状況と、羽根モノルアーを自作したい人への作り方アドバイスです。

クローラーベイトを自作、テスト中

自作のビッグクローラーベイト、Gクローラーのリメイク版を作成中です。わざわざ作るわけですから、売ってないタイプの羽根モノルアーです。

自作クローラーベイト。羽根モノルアーの作り方

自作クローラーベイトのアクション動画

日曜日夕まずめ、調整なしでよい動き、テストOKでした。時間なかったので下手クソ動画ですが、スーパーデッドスローから徐々に速度を上げてます↓

個人的に、かなりイケてると思っています笑。

自作クローラーベイトの特徴とコンセプト

全長80mm(アベンタRSと同サイズ)しかないけど、ファットなボディは50g。

小さくて重いボディが水面を揺らす。前面で水の抵抗を受けて不安定なボディは頭から水を被り、浮力は強いので水面で弾むような動きです(藻掻く動き=リザクロ的動き)。フック間隔狭くフッキングが良い。

「水面ピクピク」から、超デッドスローで「水面ボヨンボヨン」、スロー巻きでポコポコ音、速めに巻いても動く、巻き速度オールマイティタイプ。

3年前に作りはじめ、途中停滞もありましたが、煮詰まってきました。キーワードは「水面ボヨンボヨン」です笑。

自作クローラーベイト、羽根物作り方のアドバイス

いろいろ聞かれるので、自作クローラーベイト・羽根モノルアーを作りたい方へ、作り方のアドバイスです。

自作クローラーベイト

販売されてる羽根。ダッジ用、アベンタクローラー用、…

まずは羽根ですよね。アベンタクローラーやダッジには、交換用の羽根キットが存在します。しかし、ほとんど売っておらず入手困難と思います。

「アベンタクローラーの交換用羽根キット」

比較的手に入りやすいのは、ハイフィン系では「スマイルのアルミ羽根」「コーモランのアルミ羽根」です。Gクローラーにはこのタイプのアルミ羽根がついています。

「スマイルのアルミ羽根」

「コーモランのアルミ羽根」

 

下記3点をうまくクリアすれば、意外に動いてくれるはずです。

作り方のポイント1)喫水線が重要

喫水線(水にどこまで浸かっているか)が重要です。沈み過ぎても浮きすぎてもうまくクロールしてくれませんからね。

そのために、ウエイトに気をつける。テスト後に追加でオモリを入れて重くする(さらに沈める)調整はできるが、軽くする(浮かせる)調整は難しいです。なので、初めて作るときは頃合いがわからないならば、調整するつもりで少し軽めにするほうがよいです。

作り方のポイント2)慣性モーメントが重要

大きめのクローラーベイトを作る場合、物理で言う「慣性モーメント」(ロールのしやすさ・しにくさ)がアクションを決める一つのキモになります。

これにはボディ材質の比重が影響します。比重がとても小さいバルサは、大きめの羽根モノにはあまり向きません。半分くらい沈めるために多めのウエイトを入れる必要があり、ウエイト配置・配分も難しいです。バルサの3倍くらいの比重がある木材(アユースやバスウッドなど)のほうが向いていると思います。

もちろん、ボディ材質だけでなく、ボディ形状や取り付ける羽根の大きさ・重量によっても慣性モーメントは変わってきます。

作り方のポイント3)右対称が基本。羽根の取り付け位置に注意

これは当たり前の事ですが、極力左右対称にします。特に、羽根の取り付け位置がズレないように注意です。(理由があってわざとズラすことはあります)

羽根のヒートンをオープン化すると調整が非常に楽!

羽根のヒートンをオープン化すると、ヒートンの頭をつたって金具が抜けるようになり、ヒートンを全く動かすことなく金具を取ったり付けたり交換したりできます。それにより調整が非常に楽になります。

オープンヒートン化すると金具が抜ける…の動画です↓

売られているオープンヒートンを使うのもよいですが、クローズドヒートンをオープンに加工してもOKです。例えばこんな道具で、金槌で叩くと簡単に開きます↓

羽根モノルアー自作まとめ

羽根物ルアーは、一発で高いレベルを目指してもそう簡単にいかないと思います。2個め3個めと修正版を作りつつ、味付けを変えて自分の好みにアレンジしていく感じですね。

いくつか作ってコツが分かってくれば、スペックを微妙に変えた羽根物をいろいろ作ってみるのも面白いと思います。

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