【THクローラー】実釣インプレ!ダッジと食合うスペックとアクション、フィネスな特性

さすが濱狂(ハマクル)、濱田プロにしか作れないんじゃないかと思わせるクローラーベイト、THクローラー。ダッジにぶつけてきた感がありありです笑。甘い着水音が出しやすいフィネスなクローラーベイトです。

THクローラーのスペック 重さは33g

THクローラー(THタックル)のスペック

全長: 110mm
重さ: 33g
定価: 4,968円

ダッジに近いです。ダッジは実測で約32g、THクローラーとほぼ同重量で全長もほぼ同じ。下の写真はTHクローラー(上)とダッジ(下)の比較です。違うのは、ボディの太さ・ボリューム感、そして羽根の長さです。

THクローラーは、ボディサイズに対して大きめ(長目)の羽根が付いてます。ダッジ(下)との差は明らかです↓

THクローラーのアクション特性と動画

ボディサイズのわりにフィネスなクローラーベイトです。既存のハネモノでアクション特性が似ているものというと、やはりダッジだと思います。

着水からの超デッドスローが秀逸ですが、超デットスロー専用ではなく、速度を上げてのレギュラーリトリーブまで対応します。速度を上げてのバタつきがダッジよりも少なく、有効速度の上限はダッジよりも広い感じです。

水面ピクピク(超デッドスロー)

水面ピクピクはダッジと同レベルだと思います。羽根は着水後にテンションがかかると確実に開き、着水後即の水面ピクピクをする場合でもアクションの起動はとても良好、全く問題ないです。

デッドスロー~スロー

超デッドスローから少し速度を上げていくと、ほぼロールのみのアクションが、あるところか左右に頭を振るようになり変化します。

使える速度範囲が広めになっていることも、製作者の濱田プロのこだわりポイントです。

長い羽根が、水面から少し高めに上がるので、アクションの視認性はよいと思います。

高浮力発泡樹脂ゆえの甘い着水音、それはフィネス

これまでハネモノに使えなかった低比重で高浮力な発泡樹脂を使用しているとのこと。それによって「ポチャン」「ペチョン」という感じの甘い着水音が出しやすいです。フィネスに攻めたい場合の理想的な着水音といってもよいと思います。

濱田プロいわく、「トップウォータープラグは着水音が重要。ソフトな着水音によって、着水からの巻き始めのバイトが増えます」。

動画で、頭を左右に振り始めると水面でボヨンボヨン弾むような動きがでていますが、高浮力なボディが水面を強めに揺らしていると思います。

近中距離用タイプ、遠投には向かない

甘い着水音とのトレードオフで、遠投には向きません。はっきり言ってダッジのほうが飛びます。自分の感覚では、THクローラーを使いたい場面において、満足できる飛距離だと思います。

そもそも、フィネスがゆえに遠投して使いたいタイプではないのです。遠投したいなら別のクローラーベイトを使います。

羽根はダッジのように閉じ切らないので空気抵抗はありますが、それにより羽根の開きはとても良好です。(羽根が閉じきってしまうダッジは、片羽根が開かないことがあります)

もし飛距離が欲しい場合は、もう少し羽根を閉じるようにチューンするのもありですね。

これまでの2種とは違う方式での超デッドスロー

THタックルがこれまでにリリースしたクローラーベイト「ゾーイクローラー」と「スイートフィッシュクローラー」は、羽根のガタツキに頼らない方法(重心をズラしてのカウンターバランス)で超デッドスローを実現してました。

THクローラーは、羽根のガタツキを出してそれによる超デッドスローです。つまり、アベンタやダッジと同じタイプです。

羽根&金具は貫通シャフト(ワイヤー)でゆるく固定

羽根モノルアーにおいて、羽根&羽根受け金具はネジで固定されているのが通常です。しかし、THクローラーは貫通シャフトで固定(というか固定されないでユルユル)という、非常に斬新な方式を採用しています。天才でしょコレ。

THクローラーは、この貫通シャフトによって、やや強度が劣る高浮力樹脂ボディにもかかわらず羽根の取り付け強度を担保しています。

羽根はしっかり固定されてないから着水で左右のバランスが崩れますが、それがクロールの起動にはプラスに働きます。(ズレているほうがアクション起動しやすい)

ハネモノマニア的には、意図的な左右のバランス調整ができないのが気になります笑笑。

貫通シャフトの動きが分かる動画

固定されていない貫通シャフトの動きが分かる動画です↓

ダッジと違ってリアにペラ。遅いと回らない

ハネモノではたまにありますが、ダッジと違ってリアにペラが付いてます。でも、動画を見ていただければ分かる通り、このペラは超デッドスロー~デッドスローではほとんど回りません。

なので、個人的にはペラがあろうがなかろうが、あまり関係ないと思います笑。

ペラが後部にあることでの重量バランス、アクション時のバランスをとっている、そういう意味合いが大きいのかもしれませんね。

特殊なフロントフックアイの目的

フロントフックアイがスイベルになっていますが、それだけなら他のクローラーベイト(NZクローラー)でもありました。

THクローラーはボディの中空にスイベルを吊るしている作りになっており、これは初です。それはつまり、フロントフックが、ボディがロールした際の中心軸に近いところに吊りさげられており、超デッドスロー時のロールアクションを阻害しにくいようになっているわけです。

特にデッドスロー系のビッグクローラーベイトではフロントフックにバイトが集中し、フロントフックアイが捻れやすいためスイベル化で効果が期待できます。

NZクローラーのスイベル埋め込みはGOOD。ビッグクローラーベイトのフロントフックは捻じれる
NZクローラーのフックアイはスイベル埋め込みになってまして、その効果についての話です。 歴戦アベン...

羽根のセッティングに個体差がでる可能性?!

着水で、左右どちらかにワイヤーがズレても、クロールアクションが起動されると左右のバランスが自然にとれていく=羽根が動きながらちょうどよい位置に収まる感じです。すごいです笑。

ただ、これが自由度のある微妙なバランスで成り立っているがゆえに、羽根のセッティングに個体差がでる可能性があると思います。これは濱田プロの腕の見せどころというか、いかに差を小さく一定品質で制作できるかにかかっています。

羽根交換は自分でできるのか、貫通シャフトを抜いた

羽根の交換作業がうまくやれるのか…が気になり、やってみました。

ラジオペンチでは、貫通シャフト先端を曲げ戻すのが大変でしたが、なんとか抜くことはできました。しかし、これを元に戻すのは無理でした。貫通シャフトを曲げ戻す(きちんと90度に曲げる)のはそれなりの工具がなければ困難だと思います。

問題は羽根交換がどれくらい必要になるか…それしだいですね。材質はジュラルミンなので、アルミ羽根のダッジほど心配はないと思います。

羽根と羽根受け金具

THクローラーの羽根と羽根受け金具はゾーイクローラーと同じですが、羽根の付け根の曲げ角度が異なります(下の写真はゾーイクローラー用)。THクローラー用はかなり平らです。

THクローラーのマラブーフックチューン

THクローラーは、たまに逆さまに着水することがあります。それでも、巻き始めるとクルッと回るのでほとんど問題はないのですが、逆さま着水でステイ時に食ったとしたらミスバイトになりやすいでしょう。

もしそれが気になる場合、フロントフックにマラブーを巻いて(ダッジと同じように)マラブーフックにするとよいです。マラブーが水を含んでフロントフック重量が増し、逆さまに着水することがなくなると思います。

ダッジが好きな人は、マラブー付けたくなりそうですよね笑笑。

THクローラーのカラーリスト

THクローラーのカラーリストです。
#1 アユ
#2 ワカサギ
#3 ナチュラルギル
#4 カメレオンギル
#5 クラックブラック
#6 チャートクラウン
#7 金黒
#8 ライムチャート
#9 ダズラースポーン
#10 ダズラーピンクバック

(©THタックル)

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