アベンタクローラーRS実釣インプレ詳細版!プロスペック超低速性能、GTと比較。チューニングも

スポンサーリンク

アベンタクローラーRS(イマカツ)の実釣使用感含めたインプレ詳細版です。アベンタクローラーRSの水面ピクピクは超低速特殊性能の極み、それはまさにプロスペックの羽根モノです。

アベンタRSの重さは24g。普通のタックルでOK

アベンタクローラーRS(イマカツ) Aventa Crawler RS(Imakatsu)

全長は80mm、重さは24gです。ボディは特殊ウッド素材、ジュラルミンの羽根はアベンタクローラー以上に大きいです。

羽根が特大の割にはボディはコンパクト・軽量なので、普通のタックルで対応可能です。

アベンタクローラーRS(イマカツ) Aventa Crawler RS(Imakatsu)

アベンタクローラーRSの”超絶”デッドスローはすごい

アベンタクローラーRSのアクションはまさに超絶です。

スーパーデッドスローは、水面でボヨンボヨンしながらクロールします。一点での水面ピクピクは、フィネスな超低速特殊性能の極みです。(後述の動画参照)

羽根の装着位置を後方にもってきたことが、アベンタRSならではの動きを生んでいます。

極端セッティングゆえに有効速度範囲が狭い

しかし、巻く速度が許容範囲をオーバーすると、暴れる動きで斜行してしまいます。極端なセッティングゆえに使える速度範囲が狭いのです。

アベンタクローラーRSは、スーパーデッドスロー専用機として使うのがよいと思います。使用シーンによってその適否がはっきり出る羽根モノです。

アベンタクローラーRS

羽根はちゃんと開く後方重心。浮き姿勢

アベンタクローラーRSは、アベンタクローラーよりも大きい羽根を後部に装着し、極端な後方重心です。

羽根は確実に開き、立ち気味の浮き姿勢からおじぎさせるピクピクはもちろん、イレギュラーな動きもでやすくなってます。ただ、それが後述する欠点につながります。

羽根のサイズ比較。飛距離?

アベンタクローラーとアベンタクローラーRSの羽根の比較です。

20161002_rs_hane_mojiire

 

アベンタRSの羽根はここまでしか閉じません。

20161002_rs2_moji

後方重心ゆえ広告で「激飛」とありましたが、そこまでの感じはないですね笑。

というよりも、中近距離の使用がメインなはずで、そこそこ飛べばOKです。

アベンタRSの難点。ひっくり返らないはずが…

アベンタクローラーGTと違ってひっくり返らないとの話でしたが、アベンタクローラーRSでもひっくり返りは起こります(動画の最初を見て)。着水時のひっくり返りじゃなくて、尻が重い立ちぎみ浮き姿勢のせいで着水後にルアーが水平方向に回ることがあり、ルアーの頭が逆方向になった時に巻き始めると逆さまクロールになる現象です。

10~15キャストに1回くらいでした。うまく投げないと頻度は上がるでしょう。サミング具合と着水後にラインスラックを出しすぎないなど、巻き始め前に少々気を使うかもしれません。

樹脂ソケットでアベンタGTにあった欠点を解消

アベンタクローラーRSは、樹脂ソケットによってそのヒートンは手では回せないくらいに固く、ちょっとやそっとじゃズレない、とても良い感じです。ここはアベンタGTの欠点を完全にクリアしてます。

羽根面積拡大は、バスを掛けた後の水抵抗で羽根脱臼リスク増大を想起しますが、樹脂ソケットは強度アップの効果もありそうです。

アベンタクローラーRS vs アベンタクローラーGT

アベンタクローラーGTはウッド製でボディ長80mm(RSと同じ)、重さは30gです。

一般アングラーは、極端な仕様(プロスペック)のアベンタクローラーRSよりも、アベンタクローラーGTのほうが使いやすいと思います。

アベンタクローラーRSの動画

アベンタクローラーRSはスーパーデッドスローが秀逸。高浮力からくるボヨンボヨンした動きがすごいです。

アベンタクローラーGTの動画

アベンタクローラーGTは超デッドスローから中速リトリーブまでの使用が可能で、有効速度範囲がRSよりも広いです。

アベンタクローラーRSを使いこなせるのか?

アベンタクローラーの超低速性能は、アベンタクローラーRSで極まりました。

私が普段やっている釣り(おかっぱり)のレベルでは、オリジナルのアベンタクローラーやレイドジャパンのダッジのほうが使い勝手が良いです。特殊スペックすぎるアベンタクローラーRSを使い切れないかもしれません。

アベンタクローラーRSは特殊すぎるゆえに出しどころが限られてくる、RSでなければいけない状況が少ない、そういう感じです。

TOP50黒田プロのアベンタRS疑似提灯釣法

虫の提灯釣りがメインパターンになっていた2017年TOP50弥栄ダム戦の2日目。黒田健史プロは、アベンタRSを疑似提灯釣りのように使い、単日のトップウェイトを記録しました。

それはまさにアベンタRSならではのテクニックでした。

アベンタRS疑似提灯釣法by黒田プロ★ハネモノピクピクはでかい虫ですか!?
黒田プロが使ったハネモノテクの話です。 虫の提灯釣りがメインパターンになっていたTOP50弥栄ダム戦の2日目、ハネモノを使ってのトップウェイトを記録した黒田健史プロ(最終4位)です。アベンタRSをどう使ったのか、教えてもらいました↓ つかじ...

アベンタクローラーRSのチューニング(三原チューン)

三原プロの秘密。アベンタクローラーRSの羽根の位置をアベンタクローラーGTとほぼ同じ位置に移設し、長いRSの羽根をやめてGTの羽根(アベンタも同じ)に変更するチューンです。これにより、軽量タイプのアベンタGTに変わります。

アベンタクローラーRSをチューニング!羽根を前方へ移動し軽量アベンタGT!?(三原プロの秘密)
アベンタクローラーRSをチューニング!羽根の位置を前方に移します。羽根自体も変更します。 アベンタクローラーRSの秘密。TOP50三原直之プロ 三原プロがアベンタクローラーRSのチューニングをツイートしてました。 これはなんでしょう? 秘密...

フッキング改善のためのフック交換

フッキングを改善するためのフック交換として、デコイのクアトロフック(4本針)X-S21にチェンジして使用しています。フックサイズは#2です。(下の写真は三原チューン後)

アベンタクローラー各種インプレ・チューニング・使い方・タックル

デカバスに強い超デッドスロー水面ピクピク。アベンタ各種インプレ・チューニング・使い方・タックル等をまとめました。アベンタシリーズの、アベンタクローラーGT、2017バージョン、スーパーボーン、ウッドリミテッド(メガベンタ)も含めて紹介します。

【アベンタクローラー】総まとめ!アベンタ各種類比較・インプレ・使い方・チューニング・タックル
アベンタクローラー(イマカツ)はなぜデカバスが釣れるのか? その効果的な使い方、インプレ、チューニングなど、アベンタクローラーの総まとめです。アベンタシリーズ各種の比較・詳細も紹介します。 アベンタクローラーの特徴・インプレ アベンタクロー

クローラーベイト各種の実釣レビュー&使い方

クローラーベイト各種の実釣レビューや使い方をまとめました。

【クローラーベイト・羽根モノルアー総まとめ】50種インプレ&おすすめとランキング。タックルや使い方、自作方法
クローラーベイト・羽根モノルアー各種についての実釣使用感インプレッションのまとめです。また、おすすめビッグクローラーベイト、ビギナー向きなクローラーベイト、ランキング、使用するタックルや使い方、チューニング記事、自作クローラーベイトの作り方...

ビッグクローラーベイトTOP20。人気ハネモノの動画とインプレをランキング形式で紹介!

羽根モノルアー・ビッグクローラーベイト最新ランキングTOP20★人気と実力のリアル
羽根モノルアーTOP20を動画でアクション比較検討!ランキング形式で紹介します。 最新)羽根モノルアー人気と実力のランキング 400名以上が参加しているハネモノ企画「デカハネGP」の釣果を元にして作成したこのランキングには、人気と実力のリア...

コメント

  1. […] デカ羽根モノブログのパイオニア、雄蛇ヶ池 蛇の道は蛇-バス釣りブログのつかじーさんは、「そこまでデカくない」的な事を仰ってるんですが(笑。 […]

タイトルとURLをコピーしました