アイウィングトリプルフライを買ってみると、思ってたよりも小さめでした。先行リリースされているアイウィングフライとの比較を中心にインプレです。
アイウィングトリプルフライは重さ1/2oz
アイウィングトリプルフライ/i-WING TRIPLE FRY(メガバス)
全長:80mm
重さ:1/2oz
価格:2,450円(税別)
見ての通り両羽根に魚のプリントがされており、それゆえにトリプルフライ。同様に、羽根がベイトフィッシュのイメージになっているハネモノとしては、レゼルブやレゼルブビッグ(透明な羽根に目が付いてる)があります。
次の写真は、昨年リリースされたアイウィングフライ(3/8oz)との比較です。
ボディサイズ的にはジョイントの後部ボディ分が長くなった感じで、羽根の面積はおよそ1.5倍くらいの差があります。
アイウィングトリプルフライのアクション動画
アクションの質的にはアイウィングトリプルフライはアイウィングフライと似ていますが、羽根が大きい分だけアピールは確実に増してます。
動画のように、スロー巻き~ノーマルリトリーブで安定してアクションします。デッドスローでもピクピク系の動きがでますが、デッドスローメインで使用するにはいまひとつ安定感が足りないと感じます。(後述するチューニングによってデッドスローが安定します)
羽根のベイトフィッシュプリントの効果?
羽根のベイトフィッシュプリントの効果はどうなんでしょうね…。
超デッドスローでゆっくりめにピクピクしているならば、バスが羽根のプリントを視認できるでしょう。しかし、速く巻くほどに視認が難しくなり、羽根の柄なんてあまり関係なくなるんじゃないのかな~と個人的には思います。
関係あるとしたら、デッドスティッキング(止まっている時)やトゥイッチングでアクションさせている時でしょうね。
羽根に癖が付かないように注意
アイウィングトリプルフライの羽根はアイウィングフライに比べ、厚みがやや薄くて少し硬めの素材です。
硬めとはいえ曲がります。少しでも癖がついてしまうとクロールアクションに影響がでやすいと思うので、保管時に注意が必要です。特に夏場の日差しの元では高温になりやすいので要注意だと思います。
実際に癖がついてしまった人もいますし、そのせいか正常なアクションがでなくなっている人もいるようです。
新品ってこんな開いてなかったよね?#アイウィングトリプルフライ pic.twitter.com/ENeZuw3Wck
— トモキ@デカハネGP (@1301001) July 11, 2021
飛距離・キャスタビリティ
飛距離は、メガバスお得意のLBO2の効果で十分に飛びます。3/8ozのアイウィングフライとの差は明らかです。
ジョイントボディでも飛行姿勢が安定していてキャスタビリティはかなり良好です。風があっても使いやすいと思います。裏返り着水や片羽根閉じなどの着水時トラブルはほぼありません。
デッドスローチューニングについて
「デッドスローの安定感がもう少しほしい」あるいは「水面ピクピクや超デッドスローで使いたい」という場合、次のチューニングが有効だと思います。
後部ボディに少しだけウエイトを貼ることでボディが僅かに後傾し、デッドスローのアクションが安定し動き出しもよくなると思います。貼って試したのは0.4gですが、自分の好みの動きがでる重さを探して調整してください。
貼りすぎるとボディが沈んでうまくアクション起動しなくなるので、貼りすぎないように注意してください。
アイウィングトリプルフライのプロモーション動画
アイウィングトリプルフライのインプレまとめ
飛距離も出るしキャスト時のトラブル等もなく使いやすいハネモノだと思います。個人的には、デッドスロー寄りに調整することで釣果が増えそうなので、それで使ってみようと思っています。
羽根に癖が付きやすいのではないか…については、今後何か気づいたら追記します。
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