レゼルブビッグは、あのレゼルブのビッグクローラーベイト版。形状はそっくりですけど使用感はかなり違います。
レゼルブビッグ(DSTYLE)は重さ32g
レゼルブビッグ/RESERVE BIG(DSTYLE)
重さ:32g(実測32.5g)
全長:130mm
価格:3,600円税別
レゼルブビッグは全長13cm、羽根が長めで羽根を広げた横幅は約18cmあります。けっこうデカイです。ボディの太さの違いはあれど、NZクローラー(広げた横幅18.5cm)に近いくらい。
既存のクローラーベイトで似てるものを探すと、一番近いのはスィートフィッシュクローラーでしょうか。アクションしている時のうねるような見た目も似ています。
レゼルブビッグは内部ウエイトがゆるく固定されているようで、ボディを振るとカコカコとラトル音がします。しかし、ボディがゆれる程度=クロールしてるときにはその音は出てないと思います。ですが、着水時はガコっと音が出そうです。
浮き姿勢は前部ボディが水平。後部ボディが垂れ下がる感じで斜めになります。
レゼルブビッグのアクション動画
超デッドスローの性能はアベンタにはやや劣るものの、いい線いってます。スローからデッドスローくらいで使うのがよい感じです。
スローリトリーブ~ミディアムリトリーブのアクション
羽根が長いので巻くとアピールは強めです。
デッドスローのアクション
デッドスロー時でも、ジョイントボディが揺れてウネウネする感じです。
速めに巻いてもアクションは破綻しませんが、巻き抵抗がかなり大きいです。レギュラーリトリーブくらいでも巻き抵抗が強めです。遅く巻くなら巻き抵抗は気になりません。
レゼルブビッグの良いところ悪いところ
飛距離、キャスタビリティ
飛距離、キャスタビリティはいまひとつ。ジョイントボディのせいもあって正確なキャストは苦手です(近距離ならOK)。特に風がある時は方向が大きくブレやすいのでそういう状況ではあまり使いたくないタイプです。
逆さま着水と水面ピクピク
ときどき逆さまに着水しますが、巻き始めるとくるっとまわって解消します。
しかし、着水後にジワッとテンションをかけて水面ピクピクやろうとすると、逆さまのまま水面ピクピクしてしまうことがあります。また、着水後に少し放置する時も注意が必要です。
透明な羽根はフィネス!?
購入したのは半透明なカラー、DSシャイナーです。羽根が透明でシルエットがボケるので、いっそのことボディのシルエットもボケるようなカラーにしようと思いこれを選択しました。
濁りがある時などは、シルエットがボケることは魚から視認しにくくなりデメリットもありますが、ハネモノにスレてるフィールドになるほど、他のハネモノにはないアピールという面でメリットもあると思います。
カラーバリエーションについて
レゼルブビッグのカラーバリエーションは、背中と腹が同じようなカラーになっているものばかり(今の所)なので、逆さま着水が起こっているかが判別しにくいです。そこがちょっと残念。
それが気になる人は、水面で逆さまだと分かるように、大きめのサイトマーカー的なものを背中側に貼ってから使いましょう。自分は下の写真のようにサイトマーカー鬼貼りで使用しています笑。
羽根からガタツキ音出る
レゼルブビッグの羽根は、レゼルブのように柔らかい素材ではなく固い素材(ポリカーボネート)です。透明な羽根は大きなクローラーベイトで初だと思います。ハネはきっちり固定されておらず適度なガタツキがあり、速度によってはカタカタと細かい音がでると思われます。
護岸など固いモノにぶつけた場合などハネの強度がちょっと心配なところですが、高強度のポリカーボネートなので割れにくいはずです。使い込んでみないと分かりませんが。
巻いている時の水音ですが、ポコポコ音はほとんででません。チャプチャプ程度の水音です。
逆さま着水を解消する簡単チューニング
前述した”逆さま着水”は、いい所にキャストが決まった時にガッカリするものです。個人的にはストレスに感じます。
それを改善するチューニングですが、フロントフックをマラブーブックに変えたところ、逆さま着水の頻度がだいぶ減りました。それでも着水後に水面ピクピクさせる使い方の時にはちょっと注意しないといけません。マラブーフックは水を多く吸い込んで重くなるため、腹側が下になりやすくできるわけです。(普通のフェザーフックではこうはいきません)
使用したのは、ダッジのマラブーフックです。(同じダッジのフックでもマラブーの毛量に差があります。それによって含む水分量も変わります)
さらに解消する方法としては、フロントフックに板オモリを巻きつけて重くするのもありです。
レゼルブビッグのインプレまとめ
透明な羽根でフィネスなデッドスロー。それがレゼルブビッグの特筆点だと思います。
個人的には、一回り小さい(もうちょい軽め)くらいが着水音を殺しやすくよりフィネスに使いやすい気がしますし、他のデッドスロー系クローラーベイトともより差別化できて使い分けできそうだな~という感想です。つまり、中型がほしいと思いました笑。
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コメント
[…] サイトマーカーが盛り盛りなのは、逆さま着水したときにすぐ分かるようにです。それがレゼルブビッグの欠点。しかも裏表が同じカラーなので分かりにくい。 […]
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[…] […]
[…] 見ての通り両羽根に魚のプリントがされており、それゆえにトリプルフライ。同様に、羽根がベイトフィッシュのイメージになっているハネモノとしては、レゼルブやレゼルブビッグ(透明な羽根に目が付いてる)があります。 […]