アベンタクローラーRSR実釣インプレ!2タイプ存在するイマカツ的最終形態。カラーに要注意

アベンタクローラーRSRの特徴を一言で言うならば「RSRはでかいアベンタRS」です。それはつまり、ウッドではないインジェクション成形(安定品質)で、最高レベルのスーパーデッドスローです。(※その性能がカラー・樹脂によって違う)

イマカツ的ビッグクローラーベイトの究極最終形態だという、アベンタクローラーRSRの実釣インプレです。

アベンタクローラーRSRのスペック 重さ1.3oz

アベンタクローラーRSR/イマカツ

全長:115mm
重さ:1.3オンス
定価:4000円(税別)

実測すると、マットブラックバード(カルピスボーン樹脂製の不透明系カラー)は38.3g。グローバックアマガエル(ABS樹脂製の透明系カラー)は40.2g。その差約2gで、もちろんアクションに差が出ます。その差については後述します。

ボディフォルムはアベンタと同様(内部構造は異なる)ですが羽根付け根部分の台があるので、安易にアベンタを改造してアベンタRSRを作ろうとするのはやめたほうがよいと思います。フックは良いものが採用されたのでそのまま使えます(たぶんピアストレブルブルータル1/0)

羽根周りと金属音

アベンタRSRの羽根装着方法はアベンタクローラー2017と同様であり、そこから出る金属音はほぼ同じレベルです。しかし、ボディへの反響音はアベンタ2017のほうがうるさく、アベンタRSRの反響音はおとなしめです。(羽根装着位置の違いとその付近のボディ厚み等が関係していそうです)

羽根の付け根周りのヒートンや金具にリアフックが届くので、そこにフックが絡むとイヤだなと思ったのですが、絡む症状はなく良好です。

また、アベンタRSと同じようなタイプゆえに真っ直ぐ泳がせるためのセッティングがシビアかと想像してましたが、それもなさそうです。パケ出し時にヒートンが左右でズレてたのですがリトリーブして問題なし。2個とも、パケ出しそのまま使って全く問題なしでした。

アベンタRSRの羽根はRSと同じ羽根のようで、RSの交換用羽根が使えそうです。

浮き姿勢と沈み具合

浮き姿勢は、思ってたよりも角度浅めの斜め浮きです。2gほど違うだけあって、やはり素材によって喫水線(沈み具合)に差があります。写真上がカルピス樹脂で、写真下がABS樹脂。

沈み具合の差もアクション起動に影響していると思います。沈みが浅いカルピス樹脂製のほうが、アクション起動が良くなる方向だと思います。

アベンタクローラーRSRのアクション特性と動画

アベンタRSRが使える速度は広範囲です。スーパーデッドスローからノーマルリトリーブまでOK。速く巻いてもABS樹脂のほうはアクション破綻しません(カルピス樹脂製のはアクション破綻します)。

超デッドスローのアクション。秀逸な水面ピクピク

やりたいことがピンスポ狙いのスーパーデッドスローなら、RSRはかなり良いと思います。「RSと同等、いやRSを超えた」という話しも出ていたくらいですからね。注意点として、カルピス樹脂のほうが秀逸だということ。

ノーマルリトリーブのアクション

ノーマルリトリーブでもよく動き、控えめなポコポコ音がでます。ABS樹脂製のほうはもっと高速巻きでもアクション破綻しません。

動画では頭を左右に大きく振っています。その動きの支点がボディ中央ではなくてボディ後方支点なので、速く巻くほど頭が動きすぎる嫌いがあります。動きすぎてフロントフックの暴れも大きくなるとミスバイトしやすい=フッキング率は悪くなるかもしれないので、そこは試してみたいところです。

アベンタクローラーRSRはカラーでアクションが違う

すでに触れていますが、アベンタクローラーRSRはカラーでアクションが違うのです。そこが一番重要なポイントです。

不透明なカラー(初期アベンタと同じカルピス樹脂)は、透明部分があるカラー(ABS樹脂)に比べて比重が軽く、クロールのピッチが約1.5倍違う=不透明カラーのほうがクロールのピッチが細かいとのことでしたが、これは実感としてはっきり分かります。

不透明カラーのほうは僅かなラインテンションでアクション起動し、水面ピクピク=スーパーデッドスローが秀逸です。透明カラーのほうはそこがいまひとつな分、デッドスローくらいが秀逸な感じです。そんな感じの特徴差があります。ベストパフォーマンスが出るリトリーブ速度が違うのです。

また、透明カラーや反射カラーなどの効果を期待したい人はABSになりますね。透明カラーのほうが魅力的に見えそうで、釣人的にはそっちにバイトしがちかなと思いますがいかがでしょうか笑。

RSRよりもアベンタRS(当たり個体)のほうが究極

実際に比べてみれば分かりますが、スーパーデッドスローはアベンタRSのアタリ個体のほうが良いと思います。つまり、自分の印象はRSRよりもアベンタRSの方が究極です。

この件については三原プロも同意見のようです↓


しかしながら、RSはウッドなので個体差があります。RSと比べてRSRは、品質が一定なのが明らかな利点です。ウッド製の品質バラツキから開放されるメリットは大きいです。

超デッドスローはアベンタクローラーよりアピール強め

RSRはボディ形状・ウエイトがオリジナルのアベンタクローラーとほぼ同じですが、超デッドスローではアベンタRSRのほうがアベンタよりもアピール強めです。RSRの羽根が大きい(重い)からです。

またアベンタRSRはスロー巻きくらいで、ハネの付け根あたりを中心に頭を大きく振りはじめます。こういう動きの質がアベンタとは異なります。

キャスタビリティ良く、羽根も開く

飛行姿勢がよく、ぶっ飛びます。これまではぶっ飛ばしたいときにマグナムアベンタを使っていたシーンでRSRでもよくなるかもしれません。
着水時に羽根はしっかり開きます。片羽根閉じは起こらず良好です。

カルピス樹脂カラーの欠点。逆さま着水からの戻りが悪い

アベンタクローラーRSRの特徴として「着水時に裏返っても、自動的にクルッと回って復元、移動距離を無駄にすることがありません」とあります。箱書きにもしっかり書いてありますが、現実は少し違いました。次の動画を見てください。

これはカルピス樹脂のほうです。裏返り着水はピッチング(ショートキャスト)で起こりやすいですが、裏返った時にやや戻りにくいです。近距離からピッチングでどんどん撃っていくような釣りをするなら気になるかもしれません。

絶好のピンにキャストが決まった時に裏返りから戻らずチャンスを潰すのはイヤですよね。それが気になる人は、後述するチューンをすれば解決します。

一方、ボディが重いABS樹脂製のほうは裏返りから復元しやすく、ほとんど気にならないと思います。しかし、ABS樹脂製はアクション起動性能とスーパーデッドスローが劣るので、近距離ピッチングで使いたいのはカルピス樹脂製のほう…となります。

チューニング方法/裏返りの欠点を解消

カルピス樹脂カラーで裏返り着水からの戻りにくさが気になる場合、フロントフック(写真の位置)に少しだけウエイトを貼るときれいに回転してくれます。この時に貼ったのは0.4gです。

これによるアクションへの悪影響はほとんど感じません。

ウエイトをボディに貼ってチューンするのであれば、ウエイトを貼る量が多く必要になり、それによってアクションへの影響がでやすくなります。

蓄光カラー

グローバックアマガエルは蓄光カラーです。

アベンタクローラーRSRインプレまとめ

繰り返しになりますが、特筆すべきは「ウッドではないインジェクション成形(安定品質)で、最高レベルのスーパーデッドスロー」を実現したことです(カルピス樹脂のほうだけ)。

そして、自分の感覚では、アベンタクローラーRSRはやはりスーパーデッドスロー用かな~と。低速~中速~速巻きで使えて対応速度幅が広いのはよいと思います。ですが、その速度で巻き続けるならばそれに向いている他のハネモノを使いたいという印象です。まあ、ハネモノを使い分けするハネモノマニアの感覚としては、アベンタRSRが万能という印象ではないのです。オリジナルアベンタの良さも捨てがたいですしね。

ベストパフォーマンスが出るリトリーブ速度が樹脂によって(カラーによって)違います。アベンタRSRの真骨頂はスーパーデッドスローであり、その点においてカルピス樹脂のほうが究極です。ABS樹脂とカルピス樹脂のどっちか一方しか買わないのなら、カルピス樹脂(不透明カラー)のほうをおすすめします。

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