クローラーベイトは、ここ数年で各メーカーが多くの新製品をリリースし、性能や使いやすさも様々です。その中から、まずはコレを買えばOKというおすすめはどれか？
クローラーベイト好きが集う「デカハネGP」のランキングも交えて、人気・実力も加味したおすすめクローラーベイトを紹介します。
クローラーベイトの使い方、基本の３つ
クローラーベイトの使い方をざっくり分類すると次の３つになります。
１）「トップに反応が良い状況で普通に巻いて使う」
２）「ビッグベイト的に、デカさやアピールの強さで寄せて食わせる」
３）「超デッドスロー、水面ピクピクで食わせる」
（※もちろん、１）２）３）の複数に該当するものがあります）
この３つに使い方について、それぞれにおすすめなタイプのクローラーベイトを紹介していきます。
「普通に巻いて使う」おすすめクローラーベイト
トップに反応が良い時に、水面の巻物として使うタイプです。場所が絞れていなくてもテンポ良く巻いて反応をみていく、わりと広範囲をチェックするイメージです。おすすめは、ポンパドールとヤマトクローラーです。
ポンパドール（22g）
ポンパドール（ジャッカル）は普通のタックルで使いやすい重量。巻くとポコポコと水音がして、さらにラトル入り＆リアにペラ付きなのでノイジー感が強いです。軽快なアクションで、巻いていて気持ちがいいハネモノです。羽根モノビギナーにもおすすめできます。
動画でもポコポコポコという音が聞こえます。水面が少々波立っていても、よくアクションしています。
ヤマトクローラー（約26g）
ヤマトクローラーも普通に巻くのにおすすめ。それはもちろんなのですが、デッドスローにも対応します。ハイシーズン以外でも活躍する使い勝手のよいハネモノです。小さめのバスの反応もよいです。四国のショップヤマト屋のローカルベイトながら、デカハネGPランキングは暫定9位。
デッドスローでネチネチも対応でき、逆に速めに巻いてもアクション破綻せず、使える速度の幅が広いです。
「デカさとアピールの強さで食わせる」おすすめクローラーベイト
ビッグクローラーベイトの中で、アピールが強めのタイプから優秀なモノを２つセレクト。おすすめは、デカダッジとNZクローラーです。ベタ凪でなくても、強いアピールを生かして少々の雨や風の中でもイケます。
デカダッジ（2oz）
2ozで134mmあるデカダッジ（レイドジャパン）。ダッジよりもデカバスが期待できるデカダッジです。単なるダッジのサイズアップ版ではなく、スロー巻きで水面で踊るようなアクションが特徴的です。デカハネGPランキングは暫定3位。
超デッドスローではほぼロールのみのアクションですが、徐々に速度を上げていくとスロー巻きくらいで頭を大きく左右に振りはじめ、急にアピールが増します。
NZクローラー（3oz）
NZクローラー（デプス）は平べったいボディで3oz。着水でガチャっという強い音がでます。クロールアクション自体はゆっくりですが、デカい平面ボディが水面を強く揺らす。シルエットが大きく、存在感が大きいハネモノです。デカハネGPランキングは暫定8位。
テンポが遅いノタノタしたアクションは、NZクローラーとサイズダウン版のNZクローラーJrだけのものです。他のクローラーベイトにはない異質なアクションです。手慣れ達の間では手放せない武器になっています。
「超デッドスロー水面ピクピク」のおすすめクローラーベイト
攻めるスポット・食わせるスポットが絞れている状況で、超デッドスローで食わせるタイプです。他のルアーで反応しにくい状況でも食わせてしまう力があります。使う条件としてはベタ凪がベストです。
広範囲にサーチするのとは逆の攻めと言えます。超デッドスローの攻めは時間がかかりますので、有効な攻めるべきスポットを絞って効率を上げることが重要です。おすすめはアベンタクローラー、ダッジ、THクローラーの３つです。
アベンタクローラー（1.3oz）
クローラーベイトブームに火を付けたアベンタクローラー（イマカツ）。人気・実力とも不動の地位を築き、デカハネGPランキング暫定1位。個人的にも雄蛇ヶ池で55UPを3年連続キャッチ、デカバスを騙す力があります。GTやRSなどのウッド製亜種もありますが、個体差がないアベンタクローラーをまずはおすすめします。
動画は、アベンタクローラースーパーボーンの超デッドスローです。
ダッジ（1oz）
アベンタだとちょっとでかいなと思うあなたにはダッジ（レイドジャパン）。デカハネ専用タックルがないって人でもギリOKなサイズだと思います。巻いてしまうとバタバタなアクションになってしまうので、ダッジ本来の力を発揮できるのはやはり超デッドスロー。デカハネGPランキングは暫定2位。
THクローラー（1oz）
隠れた逸品THクローラー（THタックル）。超デッドスロー性能はアベンタクローラーやダッジに引けを取りません。THクローラーだけが秀でているのは、高浮力発泡樹脂ゆえの「ポチャン」という甘い着水音でフィネスな攻めがしやすいことです（それと引き換えに飛距離はやや落ちます）。デカハネGPランキングは暫定11位。
クローラーベイトおすすめ7選まとめ
各メーカーから良いハネモノがリリースされているので、ここに書きたいハネモノは他にもまだまだあるのですが、今回は厳選して７つに絞りました。
この７種は、これからクローラーベイトに手を出すのであれば間違いのないルアーだと思います。
その他のクローラーベイト各種
上記でおすすめした以外にも個性的なクローラーベイトがたくさんありますので、さらに詳しく見たい探したい場合は下記を参照してください。
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