デカビーツァMG5の使用法(インプレ)セミフラットサイドボディとブレード接触音の強アピール

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ニシネルアーワークスのデカビーツァ。セミフラットサイドなボディとブレードの接触音から、巻くだけで強アピールなクランクです。デカビーツァは1oz近くありますが、ビッグクランク全盛の今、もはやでかく感じませんよね。

デカビーツァの特徴

デカビーツァMG5(Deka Beatour MG5)ニシネルアーワークス
約26g、95mm、MAX深度1.5m

アクションはロールが主体です。腹にぶら下げてるブレード(錆びてこの色笑)のサイズはそこそこあり、リアフックと干渉して強めの金属音を出します。それだけでなく、ブレードクランク(14g)とは異なる特徴として、ボディにもブレードがガツガツあたります。使い込めばボディ後部が写真のように削れてきます。

ブレードの接触音をうまく使えば、普通のクランクにはできない芸当ができます。タフな雄蛇ヶ池で、個人的なデカビーツァの出しどころ、それは主に2つあります。

デカビーツァの使い方(1) 強アピールをもろに活かす

バスがルアーに気付きにくくなる状況で、デカビーツァをバスが付いているカバーやストラクチャー周りで使います。

風や雨、荒れ気味のとき

風や雨、荒れてる中で強アピールが活きます。デカビーツァを強く巻いて要所で止めるのがよい感じです。クランクベイトではあまりやらない強いジャークもします。ブレードとフックやボディが接触する音でバスを惹きつけ、カバーからバスが出てきて喰う感じです。あるいは、ボトムに突っ込ませるとボトムの変化についていたバスが喰うイメージです。

強風時ジャーキングパターンで2本↓

雄蛇ヶ池4/28減水40cm、デカビーツァで2本
午後の釣行。気温は24度もあって初夏のような陽気。暑いし晴れすぎw。水温は18~19度ぐらい。水位は40cm強の減水。写真は裏の古い水門付近。 池のバスの状態は、シャローに見えバスがちらほらいて、アフターのやる気なしっぽいのと、これからスポ...

ベイトフィッシュを散らす

ベイトフィッシュに付いているバスを狙うイメージなら、ジャークや速巻きでの強いブレード接触音でベイトフィッシュを散らし、バスの捕食スイッチを入れます。デカビーツァは、ラトル入りのクランクやバイブレーションとは異なるアピールですから、それと使い分けています。

デカビーツァの使い方(2) 弱めにスローに使う

もう一つの使い方は、デカビーツァをスローに動かしアクションは弱めの中に金属音を入れるイメージです。

ボトムやカバーにあてる

デカビーツァをボトムやカバーにあてながらスローに使い、要所でブレード接触音を出してそこに付いているバスを狙います。リップをスタックさせれば、そこから外れたときに出る強めの金属音がバイトを誘う感じです。特に濁りが出ている状況でこれがデカバスに効きました。

ボトムや岩盤ズル引きパターンで2本↓

雄蛇ヶ池8/18猛暑日で強風。デカビーツァで50cm、43cmの2本
午後からの釣行。到着すると気温は36度^^; クソ暑いけど、南風が強く吹いているのが救い。表層水温を測ると30~31度。水温は思ったほど高くない。またアオコはそれほどでもない感じでやや改善傾向。水位はマイナス50cm程度。写真は裏堰堤中央の...

水中のバド

デカビーツァをボトムに沿って巻く私のイメージは、水中ですけど、バドをデッドスローに巻いてくる感覚です。おかっぱりなのでアップヒルになりますが、使う水深によってウエイトを貼って調整します。

トップや表層のデッドスロー

デカビーツァをトップや表層で接触音を絡めてスローに使う方法もあります。カツカツ・チリチリさせながらデッドスロー巻きです。

デカビーツァのチューニング

リップ曲げチューンとブレードレスチューン

写真の何個かはブレードを外してます。また、リップ曲げチューンやウエイトを貼るなどしてレンジを微妙に変えてます。

接触音をバスが嫌うようならブレードをはずし、アピールを落としたその使い方でも釣れます。リップを熱して曲げるチューンは、リップに金属線が入ってない旧タイプなら可能です。

根掛かり防止チューニング

デカビーツァをカバークランキングで使用する場合、根掛かり回避のためのチューンをして使っています↓

デカビーツァのカバークランキング用チューニング★カバークランキングでモノを言う根掛かり回避性能
デカビーツァ(ニシネルアーワークス)をカバークランキング用にチューンして使っています。 根掛かり回収機は当然持っていくとしても、根掛かりしたらバイトチャンスを逃し、回収でポイントを荒らして終わり。カバークランキングにおいて根掛かり回避性能U...

デカビーツァの欠点

ただただ普通のクランクのように巻いても、結果はいま一つだと思います。強アピールは諸刃の剣です。

発泡ウレタンボディなので前述したようにボディが削れて掘れてきます。それも味なのですが、少し掘れてきたら早めに補修すれば問題なく長持ちします。

デカビーツァの補修方法

フックサークルがさらに悪化し、ウレタンボディのダメージが悪化した場合の補修方法です↓

愛用のデカビーツァ(ニシネルアーワークス)補修方法の話
デカビーツァMG5 約26g お気に入りのデカビーツァ。オスギルというカラーです。ゴッドハンド西根さんのルアーはどれも美しいですね。 ウレタンルアーはボディが掘れやすい 見ての通り、ボディの削れ、フックのローリングマークがだいぶ深くなってま...

デカビーツァの錆びたブレードを磨く

デカビーツァはブレードがやたら錆びます笑。錆が気になれば磨きます↓

ルアーの金属パーツをピカールで磨く★新品かそれ以上の輝きに笑
錆びてくすんでしまうルアーの金属パーツがあると思います。缶さんと同じく、ピカールで磨きました。 ニシネルアーワークスのブレード デカビーツァのインプレで、ブレードがサビるって書きましたけど… ニシネブレード磨きワークス!(∩´∀`∩) ダッ...

デカビーツァ、国内ショップへの入荷待ち

西根さんがデカビーツァの生産を終えて日本に向けて発射した模様です。一週間くらいで取扱店に着弾し販売される気配です。デカビーツァの価格は4000円程度です。

Painting bluegill color. #lurecraft #bluegillcolor #crankbait #bassfishing #nishinelureworks #voicefromthewater

Hiroshi Nishineさん(@beatour27)がシェアした投稿 –

相変わらず人気があるようなので、ほしい方はWEBで入荷情報をチェックしてネット通販で買うのが良いと思います。デカビーツァの推奨フックサイズは前後とも#2です。

 

ブレードクランクM5R(インプレ)冬から春先の低水温期に向く特徴
ブレードクランクとデカビーツァ ニシネルアーワークスのブレード付きルアーはいろいろありますが、その中で私が好きなのはブレードクランク(14g)とデカビーツァ(26g)です。写真はブレードクランクです。 ブレードクランクの特徴 私の場合、ブレ...

コメント

  1. ちゃんちょめ より:

    つかじーさん こんにちは。

    昔、このルアーがシャローに漂っていたのを拾ったのが出会いです。

    初めはどこのルアーなのか分からなかったんですが、このブログでニシネさんトコだと知りました(^。^)

    ちょっと重めで使ってないんですが、宝の持ち腐れにならないように仲間に入れてあげようと思います!

    ブレードは黒ずんでました笑

    • つかじー より:

      ちゃんちょめさん、どうもです~
      それはそれは。使わなきゃもったいないです笑
      お試しくだされ♪ ブレードやっぱり…笑

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