バスの視界は2色型★ジョーンズ博士の見解をもとにルアーカラーを具体例で考える

ラージマウスバス研究者であるジョーンズ博士の見解をもとにルアーカラーについて考えます。

メダカはR・G・B・UVの4色型で紫外線も見えている。人間の視界はR・G・Bの3色型。それに対し、バスの視界はR・G(赤・緑)の2色型で、微妙な色違いを見分けられない色もある。以下、具体例に当てはめてみます。

前回の記事を見てない方は、まずそれを読んでいただければと↓

(続編)ジョーンズ博士「バスの色判別能力は人間よりも低い」★バサー記事はメダカの研究結果
「バサーの言うことは正確。Jones博士よりバサーのほうが正しいに違いない」というコメントを頂きまし...

同じ赤系バイブレーションでも差が出る

人間には似た色に見える赤系のバイブレーション2個。


バスが見ると恐らくこんなイメージか↓

バスは、赤や茶系の深い色があまり分からず暗く感じ、逆にオレンジ(とチャート)の感度が特によい。巻きが速いバイブでは視認性で顕著な差になる可能性があると思います。昔TDバイブのスパークオレンジ信仰がありました。私もですが。(写真のTDバイブはレッドクロー)

青は苦手。紫色はもっとダメ。暗い色に見える。

紫をほぼ認識できないバスにとって、左のヘアリーホッグと右のフリップギルはそっくりな色に見えてそうです。また、バスは青いラメをあまり認識できず、その効果は人が思うより小さいと思われます。

紫は黒に近くなるなら、こんなイメージか↓

このワームで青ラメは目立たないので、ラメの効果を期待するなら緑かチャート系のラメ入りが良いはずです。

淡い色はあまり区別がつかない。明るい色に見える

背中は、淡いピンクや淡いイエローです。

このような淡い色があまり区別できず、みな「明るい」と認識されるなら、

こんな感じと思われます↓

プロブルーは特別な色でなく、他の色と似る

青のセンサーがないバスから見ると、プロブルーはウォーターメロンやシナモンあたりの色とあまり差がなさそうです。つまり、ナチュラル系の他の色で代用できる色だと思われます。(下はバサーの記事)

ルアーの紫外線カラー

紫外線が見えている魚種が存在することから、紫外線カラーの話がでます。しかし、バスの目には紫外線タイプのセンサーがないので無意味ということになります。

また、バス用ルアーをUVライトで照らして色がどう変化して見えるよ…なんて話があると思います。それは蛍光塗料が紫外線を可視光に変換しているだけです。

バスが2色型ならカラーローテーションは減らせる

自分が用意するルアーのカラバリを少なくできます。水がステインであれば、微妙な色違いはさらに必要なさそうで、カラーローテーションを考える上でのキモがはっきりしてきます。

ならば、ルアーを買う数に影響しそうです。ルアーメーカーは、バスは人よりカラフルに見えてる4色型だというほうが都合よいかもしれません笑。

そうは言っても、カラフルなルアーを見てると楽しいし、ルアーはカラフルなほうがうれしいです。

あとがき

バスの目になったつもりで色を変えてみましたが伝わりましたでしょうか。写真は妄想レベルですが、16年バスを研究した後のジョーンズ博士の見解は信憑性が高いものです。自分の経験に照らしてみても、矛盾を感じるでもなくむしろ腑に落ちました。

生物学と物理学の交わる領域の話です。私は大学時代物理専攻ですがバイオセンサー関連でしたのでやや近いです。昔取った何とかってやつです。本は一般の人に読みやすいようには書かれてますけども文系の人にはあまりおすすめできません。でも興味があればぜひ。日本語訳はなさそうです。

「Knowing Bass: The Scientific Approach To Catching More Fish」

Amazon.co.jp: Knowing Bass: The Scientific Approach to Catching More Fish: Keith A. Jones: 洋書

目次です↓
Chapter1 Bass basics
Chapter2 Brain learning, instincts
Chapter3 Chemoreception
Chapter4 Hearing and vibration detection
Chapter5 Vision
Chapter6 The senses of the skin
Chapter7 Pain and stress
Chapter8 Super lures

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コメント

  1. 東北の鈴木 より:

    バスの視認性ってそのようだったのですね! たしかに水深があるほど太陽光が届かなくなり、人から見てもより暗い感じがしますよね。憶測ですみません。濁りにはチャート、クリアにはよりナチュラルな(よりエサを捕食しているベイト)色。常識?いわれていることが正しい場合と、そうでない場合、パターンも存在するなかで、リアクションの釣り、食わせの釣り、ますます面白くなってきました。カラーローテーションは大事。信じて一日これを投げる。自然って、釣り人が釣りたい思いよりも遥かに複雑ですね。ほんと正解を見つける楽しみが増えました。

    • つかじー より:

      東北の鈴木さん、どうもです。コメントありがとうございます!
      おっしゃるとおり、自然は複雑ですね、ほんとに(^^)だからバス釣りは面白いんですね(^o^)

  2. diskblack より:

    凄すぎて何にも言えませ〜ん!!(笑)

    つかじーさん!!ルアーのカラー選びは、水の色ーっ!!そう言わせて下さい!!(笑)

    • つかじー より:

      diskさん、どうもです笑
      水の色ー ですか。それも関係するのでちょっと複雑ですよね。
      バスに見えにくい色のほうが良いケース、バスに見えやすい色のほうが良いケース、攻め方やバスのスレ具合なども考えての判断ですかね~

  3. みかん より:

    カラーローテーションを考える上でのキモがはっきりしてくる…なるほどです!
    つかじーさんの記事読んだら、ルアーカラーの見方がだいぶ変わってきたような…

    でも、店頭だと、ついつい華やかでカッコイイカラーを手にとってしまいそうですが(笑)

    参考にさせていただきます!!

    • つかじー より:

      みかんさん、どうもです!
      「そこあんま関係ない」「そこ重要」ポイントだけ意識していれば、
      カッコイイカラー買う!でいいんじゃないでしょうか♪( ´▽`)わたしもそうなります笑

  4. ちゃんちょめ より:

    つかじーさん、こんにちは。

    身近なルアーを使っての説明とても分かりやすいです(^_^)

    ありがとうございます。かなりイメージが掴めました。

    そして凄い経歴をお持ちですね!

    つかじーさんの勉強のおかげで、バス釣りの楽しみ方が増える そんな気がします笑

    • つかじー より:

      ちゃんちょめさん、どうもです~
      そう言ってくれると、画像補正までしてあ~でもないこ~でもないと、考えて書いたかいもあるってもんです♪( ´▽`)記事書くのにけっこう時間かかりましたから笑

  5. ちゃんちょめ より:

    書く方は構成やら言葉やら色々考えているのに、読む方は指でスクロールして一瞬ですからねw

    大事に読ませてもらいます!

  6. RINZO より:

    流石っす

    色の変化ですごくわかりやすかったです とても勉強になりました!!
    ありがとうございます

    ワームのカラーは減らせそうです

    でもプラグは好きな色見ると こっちがリアクションしちゃいますね きっと!!

    • つかじー より:

      RINZOさん、どうもです!
      それはよかったです~٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
      ワームのカラー減らせそうですよね!あとは気分で笑いいんじゃないでしょうか笑

  7. keiji より:

    一言に「色」と言っても語り尽くせ無いくらい深そうですね:(;゙゚’ω゚’):

    バスからどう見えるか?を考え、沢山あるカラーから自分が1日を通して信じて投げ続けられる色を選ぶのが大切なんですかねm(__)m

    私は大体黒が多いですね^^;

    • つかじー より:

      どんな状況下で、どんなルアーでどんな釣りをするか、によって、カラーの重要性が低くも高くもなると思います。複雑ですね笑 

      黒ですか! わたしもトップは黒が好きです(^o^)