デプスWEBメンバー入会特典のNewカクル、実釣インプレです。デッドスローはダメでしたが、チューニングは可能です。
Newカクル(デプス)は重さ1oz
カクル(デプス)
重さ:1ozクラス(実測28.9g)
全長:80mm
価格:depsweb members 2020年度入会特典/非売品
カクルは旧カクルよりもボディが10mmほど長くなり、ハネの装着位置も前方にシフトしてます。
内部に微振動を発生させるスプリングウエイト(パルスコッドと同じ)を搭載してます。着水時にはそのウエイトがボディ内壁に強く当たって音が出ると思われます。
NZクローラーJr同様にフックアイはスイベルになってます。
カクルのアクション動画
動画は普通に巻いた時のアクションです。もう少し遅くてもOKです。クロールのテンポはゆっくり目でポコポコと水音が出ます。
カクルの良いところ悪いところ
飛距離出る。斜め浮きでもOK。着水時の問題なし
飛距離はけっこう出ます。羽根がきれいに開いてうまく着水すれば水平に浮くこともありますが、だいたいは写真のようなバランスを崩した斜め浮きになります。
見た目はよくないですが、バランスを崩したこの姿勢からのほうがアクション起動しやすいです。したがってこれで問題ありません。
また、逆さま着水は起こりますが、そうなってもテンション掛かると、くるっと回って前述の斜め浮き状態になるので、これも問題ありません。
初動アクション向上?デッドスローからスローでしっかり?
「初動アクションが向上した」と公式サイトにありましたが、それでもデッドスロー系クローラーベイト慣れしている人からすればぜんぜんです。巻き始めにジワッとテンションかけてもノーアクションになってしまいます。まあ、普通に巻き始めればOKってことです笑。
また、「デッドスロー~スローリトリーブでしっかりアクションする」ともありましたが、自分の基準では”デッドスロー”はきびしく、スロー程度までだと思います。巻き始めからスローというよりは、アクションが起動した後に速度を少し落としてスローにすると良いです。
それでも、スローで巻いてる時、巻きがぶれたり水面の波の影響などで急にアクションが止まったりします…そうなると、そこからぐっと強めに巻くことになりチャンスを逃すかもしれません…自分はそれが気になります。よって、自分としては遅く巻こうとするイメージよりも普通に巻く使い方が向いてると思います。言いかえると、遅く巻きたいなら他のクローラーベイトでやります。
逆に、速めのリトリーブは可能。速巻きしてもアクションは安定しています。
微振動発生のスプリングウエイトの効果?
着水時にスプリングウエイトが内壁にあたって音が出て、そのままブルブル震えて微振動を発生させる構造になってます。このスプリングウエイトの効果はなくはないと思いますが、これがあるからカクルは特別だというほどのギミックではないと感じます。
カクルのインプレまとめ
率直に言って、カクルよりも同じDEPSの1ozクラス羽根モノ『NZクローラーJr』のほうが、他のハネモノとは一線を画す特別なものを感じます。
カクルのインプレを端的に言うと「トップに反応がよい状況下で巻いて楽しむルアー」という印象です。
追記)カクルのデッドスローチューニング
NZクローラーJrの羽根を使ってカクルをチューニングすると、水面ピクピク・デッドスローができるようになりました。
カクルの羽根とNZクローラーJrの羽根は、ネジ穴の位置が微妙に違うのです。それゆえにチューニングは少し難しいです。(NZクローラーJrの羽根(税抜1,000円)はDEPSオンラインストアで購入できます)
チューンするとデッドスロー~スロー専用になりますので、ノーマルリトリーブしたい人には向きません。
やり方の詳細はチューニング方法の記事を見てください↓
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コメント
[…] デッドスローでは動かないNewカクル。羽根を変えてチューニングすれば、水面ピクピク・超デッドスローも可能になります。 […]