ダッジ似のD-4(ディーフォー)です。背中に書いてあるように、D4はDEAD SLOW FOUR LIFEの意味。
(左/ダッジ、右/D4)
D4のレビュー動画
D4のレビュー動画をYoutubeにアップしました。
サニーブロスのD-4は重さ26g
■D-4(ディーフォー)/サニーブロス
全長: 100mm
重さ: 26g(実測26.4g)
価格: 2800円(税別)
D4はデカハネGPギリギリ圏内。羽根長はダッジより短い約56mm、重さは実測26.4gです。
ダッジとD4のルックス比較
実測32gほどあるダッジに対し、D4は軽め。サイズ感もダッジに比べ全体的に一回り小さく痩身です。そういう意味でダッジよりもフィネス。ダッジ同様にマラブーフックが装着されてます。
D4のアクションと動画
アクションはデッドスロー特化タイプです。巻き速度は超デッドスローからノーマルリトリーブまでいけますが、ノーマルリトリーブ時にはたまに不安定になる難点(後述)がありますので、メーカーが「デッドスローに重きを置いた」と言っているのはそういうことかもしれません。
デッドスローのアクション
デッドスロー時、アクションの起動も良好です。クロールのピッチがダッジよりもややゆっくり(ダッジのほうがピッチが細かい)と思います。
スローリトリーブ
スローリトリーブくらいでは水押しが強め。羽根があまり上がらずにほぼ水面下にあるからです。いい感じです。
ノーマルリトリーブ
普通に巻くとポコポコ音がでます。ピンボケしてます…すみません汗。
よく分からないバランス崩れ
時々よくわからないバランス崩れが起こります。どうなるとバランスが崩れるのか正確にはわかりませんが、羽根のスリットが大きいので「羽根がハマる位置が左右で微妙に違う」ということが起こってそうです。
レギュラーリトリーブ時にバランスが崩れたときの動画です↓
このバランス崩れはデッドスローでも起こるのですが、デッドスローではやや斜行します。
飛距離、着水時の問題点など
飛距離は、痩身ゆえにそれなりに飛びます。満足できる飛距離だと思います。
デカハネでありがちな「着水時の片羽根閉じ」(片羽根が開かない)が起こります。気になる場合は羽根が閉じすぎないようなチューニングが必要です。(サミングして着水させればあまり問題ないと思います)
「逆さま着水」は起こりますが、巻きはじめるとクルッと回ってくれるので、それは問題ないと思います。
羽根と羽根まわりについて
羽根形状は平面タイプでアベンタ似。羽根が局面タイプのダッジとは異なります。羽根の重さは軽く、1.5g(ダッジの羽根は2.1g)。
羽根受け金具の固定はヒートンではなくビス(ネジ)になっていて、そこはTHクローラーJrのような感じ。これの利点としては、ヒートンの微調整から開放されることだと思います。
上の写真で分かるように、金具を固定しているビスの曲面に羽根が当たります(ヒートンのように羽根が固定されない)から、羽根の面の方向がアクション中に変化します。つまり、羽根の面の角度が変化し、それが水押しの強さに貢献していると思います。
羽根は薄くて曲がりやすそう… と思ったら、スペア羽根が付属してました。良心的です。
マラブーフックについて
マラブーの毛量は十分多いですが、フックサイズが小さめで少したよりないフックです。
フロントフックだけでも大きめのフックに交換して使いたいところですが、大きめフックに交換すると、フックが羽根受け金具に引っかかるかもしれませんね…。
下の写真のように、マラブーフックがめっちゃ色落ちしました。ご注意ください笑。
ペンシルベイトとしても使用可能と書いてある
箱書きにも書いてあるとおり、「羽根と金具を外し、マラブーフックを普通のフックに変更し、ウエイトシールを貼って調整する」と、ペンシルとして使用できるそうです。
個人的には、そんなめんどくさいことするくらいなら、ペンシル使います笑笑。
D4のインプレまとめ
デッドスロー専用機として使うには、ダッジよりフィネスに使えるし、スローでの水押し強めが良いです。使い分け、使い所があると思います。
D4アクション動画(サニーブロス公式)
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