「グラスピースはトレーラーワーム無しでいいの?」と何度も聞かれたので、使ってみた感触をもとに整理してみます。
トレーラーワームは面倒が増える?
そもそも、トレーラーワームを付けるということは「ワイヤーベイト+ワーム」という2つのルアーを扱うことになりますよね。
合うワーム・合わないワーム、相性もあるから悩ましいです。装着の手間もさることながら、ズレない工夫とかワームを短くするとか、微妙に気を使うケースもあります。また、BOXの中でかさばるようになりますし、保管にも少し気を使います。
もし、トレーラーワーム不要であれば、上記の様なことから開放されます。
トレーラーワーム装着の目的は何か
ワイヤーベイトやチャターベイトでトレーラーワームを装着する場合、その目的は何か。
1)単純に、ボリュームアップによる視覚的なアピール力向上があると思います。
2)レンジコントロールを目的とする場合もあります。ワームによって上昇する揚力が得られたりします。
3)また、飛距離がでないルアーの場合、ワームの重量で飛距離アップを狙うケースもあります。
4)チャターベイトでは、トレーラーワームによってヘッドの暴れすぎを抑える=泳ぎを安定させる効果があります。
だいたいこんな感じかと思います。
グラスピースの場合
前述した1)~4)について、グラスピースではどうか?
グラスピースは、強い横揺れによる振動でバスに強くアピールします。よって、視覚的なボリューム感に頼らずとも十分なアピール力をもっています(アピールは強いです)。
グラスピースはレンジコントロールしやすいルアーだと感じます。速く巻けばブレードが揚力を得てレンジを上げやすくなります。
グラスピースはキャスタビリティが良く、重量のわりに飛距離がでます。
グラスピースは直進性がよく、泳ぎは安定しています。
ということで1)~4)の装着理由については、グラスピースは該当しない・ハマらない感じです。
グラスピースにトレーラーワームを装着するとどうなる?
グラスピースを巻くと手元に伝わる明確な振動があり、それが使用感の良さにつながります。グラスピースにトレーラーワームを装着すると、手元に伝わる振動が小さくなり、その使い心地の良さ・操作感の良さは消えていきます。
それでも、トレーラーワームのプラス面がないわけではありませんし、特定の条件下ではトレーラーワームが効果的な場合もあると思います。
まとめ
というわけで今のところ、グラスピースはトレーラーワーム無しでしっくりきてます。
トレーラーワーム無しって楽です笑。
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