アチックのピッチンクローラー実釣インプレです。樹脂製であり、一見リザクロに近いような印象を受けるビッグクローラーベイトです。
ピッチンクローラー(アチック)重さ70g
ピッチンクローラー(ATTIC・アチック)
重さ:70g(実測64g)
長さ:110mm
素材:硬質ウレタン樹脂
価格:5.800円(税別)
リザードクローラーも樹脂製であり、ボディ長は全く同じ。でも、ピッチンクローラーのほうが10g(以上)重いです。
重いわりには飛距離はまあまあです。形状の関係で、リザクロのほうが飛距離はでます。
デッドスローに特化?ファーストリトリーブにも対応?
パケ書きを見ると「デッドスローに特化…」「ファーストリトリーブにも対応…」とあります。
自分の基準で言えば、ファーストリトリーブはぜんぜんイケてません笑。スローかファーストかで言うと、「スローにフォーカス」しています。
とはいえ、ダッジやアベンタのレベルでデッドスロー特化しているわけではありませんので、そこを期待しすぎないようにご注意ください。
動画は後述します。
ボディ底面が大きな局面。よく揺れる。
ピッチンクローラーは反りぎみのボディ。そしてボディ底面が大きな局面になっています。
この形状によって、ボディは揺れが大きくなり、暴れ気味なアクションが特徴です。
その半面、速く巻くとそのせいで早めにアクションが破綻する感じになってしまいます。
自分の感覚で言えば、スローくらいが丁度いいです。レギュラーリトリーブはボディの暴れが大きすぎてイマイチな印象です。ビッグクローラーベイトは、暴れすぎるとミスバイト増えますからね。
超デッドスローは動かなくはないけど…
超デッドスローは、遠目に投げてうまくやれば、ラインスラックの重みだけでも動きました。近いとダメです。
自分は、それをやるならば、もっと使いやすいアベンタやダッジを使うと思います。
水音・金属音
水音はパシャパシャ系。
金属音は弱めのシャカシャカ系です。
羽根が高く上がる
羽根がよく上がりますので、遠いポジションでもアクションしてるのが分かりやすいです。これはメリットです。
アクションの質はタンケットに似てる
ピッチンクローラーは、自分がこれまでに使ってきたクローラーベイトの中でそれに近いものを探すと、アクションの質や印象が一番近いのがタンケットです。
タンケット(自分が持っていたやつ)に比べると、それよりアクションは安定してます。
ハイフィン系の羽根(スマイルの羽根)
「羽根はジュラルミン」との記載があり特別なのかなと思いましたが、何のことはない国内で出回っているハイフィン系の羽根(スマイルの羽根)でした。
写真で上が別途購入したスマイルの羽根ですが、見た感じ、全く同一です。
左右のバランスを崩している。羽根まわり
左右のバランスを崩してるセッティングです。左右のズレをハッキリさせる事によってクロールを起動しようという意図です。そういうタイプのデカ羽根といえば、ブルービーです。
そもそも左右のバランスを崩してるわけですから、細かい調整(左右を均等にするような)はあまり意味がないと思います。言葉は悪いですが調整が雑でも許容されます。メリットといえば、それもメリットかもしれません。
羽根に対し、ヒートンの頭を「面」で当てていない(珍しい)です。それからヒートンの曲がりを抑制するためのパイプ的な金具を使っています。金具の前ネジに装着されたナットは、羽根の閉じ過ぎによる初動のスポイル防止用ですね。
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コメント
つかじーさんこんばんわ!
アチックって思いっきりマイナーなメーカーを(汗)
友人がテスターをやってたんで
色々使わせてもらったんですがどれも微妙でした。
ピッチンクローラーもなんとなく2軍ぽいですね
ワカさん、どうもです~
まあそんなところかと思います。予想ついてたけどねw(^^)←人柱