メガポンパドール(ジャッカル)の実釣使用感含めインプレです。特大サイズのステンレス羽根、ラトル音、プロップ音と、ノイジー感MAXのビッグクローラーベイト。超デッドスローはよいのですが、安定度がちょっと…でした。
ジャッカル メガポンパドールは、重さ57g
メガポンパドールは、ポンパドールシリーズの中で最大サイズです。
全長: 120mm
重さ: 57g(実測59.2g)
価格: 3,700円
羽根の装着方式、リアのペラ、可動式リアフック、ラトル入りなど、ポンパドールの特徴を引き継いでいます。
ポンパドールは、風が強い時などは回転しやすくてキャスタビリティがそこそこでしたが、メガポンパは重心移動によりそこを改善してます。
特大サイズのステンレス羽根。ガタツキ感あり
アベンタよりもでかい特大サイズのステンレス羽根がついてます。手曲げしてみた感じでは、羽根の強度は十分そうです。
羽根をボディに固定しているピンに2mmくらい遊びがあり、ポンパドールとは違ってピンが出たり引っこんだりするので羽根はけっこうガタツキます。
羽根のガタツキから金属音がでますけど、金属同士が擦れる系の音ではなくてゴツゴツ系の音。他のビッグクローラーベイトとは異なります。
写真で透けて見えている金属球2個のうち、「上の金属球」が左右に揺れる真鍮ラトルで、「下の金属球」が重心移動用です。
加えて、頭部にはガラスラトルが入っています。
超デッドスローでもラトル音がスゲー
箱書きには、「裏技は超デッドスローリトリーブで、その大きさからは考えられない程に繊細なクロールアクションが可能…」とあります。
超デッドスローのアクション動画ですが、この巻き速度でもラトル音がかなり聞こえます↓
もっと遅く巻けますけど、アクションがスポイルしやすくなります。うまくいったり、いかなかったりです。
繊細なアクションが可能ですけども、安定感が…
たしかに「繊細なクロールアクションが可能」なんですけど、安定感がイマイチです。
巻き始めから超デッドスローをやる時は、他のデッドスロー系クローラーベイトよりも気を使わないとノーアクションになったり、一度クロールし始めても止まりやすいです。水面が少し波立っていたりすればなおさらです。
※メガポンパを買ったハネモノ好きの仲間(haruさん、Bassキチさん)も同様なことを言ってますので、わたしのメガポンパだけではないです。
超デッドスローの安定度に欠ける理由は何なのか…
内部の大きなラトルボール(真鍮ラトルとガラスラトル)が左右に転がるのですが、そのラトルの揺れと羽根の動きがシンクロすれば安定するようです。
ラトルの動きとボディの揺れにミスマッチが起こるとクロールがスポイルしやすくなるのかなと。真鍮ラトルの移動線上の真ん中に僅かな凹みがあるようで、それも関係してそうです。
超デッドスローで使う場合はそのあたりを意識して巻くと良いと思います。
着水で「片羽根閉じ」
ポンパドールと同様に、メガポンパドールも着水で「片羽根閉じ」が起こります(着水時にきちんとサミングすれば頻度は低い)。
そうなっても、ノーマルリトリーブで巻くなら羽根は開いてアクションの立ち上がりも問題ないです。が、超デッドスローで使用するなら、頻度は低くても気になる感じです。
超ハイアピール系羽根モノ。ラトル音&金属音&水音
ノーマルリトリーブは、とてもノイジーなハイアピールでグッドです。超ハイアピールなクローラーベイトと言えますね。
ノーマルリトリーブのアクション動画です↓
ラトル入りのビッグクローラーベイトといえばベルリネッタクローラー2ですが、ベルリネッタよりもめっちゃうるさいです笑。
メガポンパドールの使い方、タックルやライン by川島さん
フィッシングショーで撮影されたメガポンパドールの製品説明動画です。メガポンパドール開発の経緯、製作者の川島さんおすすめの使い方、おすすめの巻き速度、タックルやラインなどを詳しく解説しています↓
タックルは、ヘビーアクション以上のロッド。ラインはフロロカーボン、ナイロン、PEなんでもOK。デカバス狙いにぜひとのことです。
メガポンパドールのカラー
川島さんのインスタからメガポンパドールのカラーリストです。楽しげなカラーというか、ポップなカラーが多いですね。
メガポンパドール インプレまとめ
自分的には、メガポンパドールはノーマルリトリーブで使おうと思います。このルアーを一番活かすのはそれです。もちろん、うるさいラトル音が効く条件での話ですよ。
超デッドスローは他のクローラーベイトのほうが使いやすいです。(もしくは、メガポンパをどうにかチューンするか)ただ、超デッドスローでのあのラトル音は、他のデッドスロー系デカ羽根モノにはないので、メガポンパならではの超デッドスローといえます。
追記)羽根のチューニング
羽根のチューニングを何パターンか試しました。
羽根を少し開くと遅い速度で使いやすくはなります。でも開きすぎると動き出しが悪くなってしまいます。ちょっと微妙でやめました。
羽根を捻ったり、曲げ加工してある部分を平らにしてみたりも試しましたが、今のところ、特段良くなる方法は見つからず…。
ポンパドール(普通サイズ)のインプレ
ポンパドールは79mm、重さ22g。デカハネではなく普通のタックルで使えます。使いやすく巻いて楽しいルアーなので羽根モノビギナーにもおすすめです。
クローラーベイト各種の実釣レビュー&使い方
クローラーベイト各種の実釣レビューや使い方をまとめました。
ビッグクローラーベイトTOP20。人気ハネモノの動画とインプレをランキング形式で紹介!
コメント
こんにちは(^^)
メガポンパは今までのデカ羽根とはちょっと違ったイメージですよね。
アピールがヤバいので使う場面が限られますが、大きさの割に価格も安いし、臆せず使い倒せる部分が個人的には高評価です 笑
あと、発売が梅雨前だったら最高でしたね。
ゆーけーさん、コメントありがとうございます!高評価ですか~(∩´∀`∩)
そうですね、ハイアピールが効く条件での投入ですね♪
[…] […]