巻物の秋★「バイトを弾く」は2種類あり、グラスロッドのメリットをバス側の視点で考える

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巻物でバイトが浅い状況において、グラスロッド(グラスコンポジットロッド)にはバイトを弾きにくいメリットがあると言われます。その「バイトを弾く」現象には2種類あると思います。

2種類の「バイトを弾く」

一つ目は、文字通り、バイトしたけど弾かれるケース。すなわち、バスがルアーに当たったけど食いそこなうケースです。カーボンなら弾くバイトでも、グラスなら薄く掛かるか外掛かりしてくれる事があると思います。

では、もう一つは何か、分かりますでしょうか?

バスが感じる”余計な衝撃”

「バイトを弾く」の2つ目は、口に入ったのに吐き出す(もしくは、咥えたけど放す)ケースです。その時も、アングラー側の感触は”弾いた”と感じます。

 

巻いているハードルアーをバスが捕らえた時、ルアーがラインで引っ張られているがゆえに、バスは”余計な衝撃”を感じるはずです。

 

糸で繋がってるものと繋がってないものの差です。ロッドに感じるアタリが強ければ、バス側の違和感も強いでしょう。

 

実際に、カーボンロッドで乗らないバイトが多くあった日、巻いてきたルアーが一度バスの口に入って次の瞬間に吐き出された=吐き出すのを目視したことがあります。ロッドの反発がバイトしている時間の長さに影響するのを見た瞬間でした。

グラスロッドはバスが吐き出すのが遅くなる

反発力が強いカーボンロッドでは”余計な衝撃”が大きくなり、口に入ったあとに違和感を感じられるまでの時間が短くなると考えられます。

逆に、感度が鈍く反発力が鈍いグラスロッドでは”余計な衝撃”は小さくなり、バスがルアーを捕らえている時間が長くなる。アワセを一瞬遅くし、バスがそのまま反転すれば理想的なフッキングができます。

最後に

「バイトを弾く」ことがどれくらい起こるか、それはバスのヤル気や活性などによりますよね。グラスロッドを使わなくても、カーボンロッドでも十分に掛かるならOKです。カーボンロッドでもラインの伸びを使う、ラインをたるませ気味に巻く、など改善はできます。

 

カーボンロッドで巻いてバイトがあるのに乗らない、もしくはバレやすい、そういう条件の時にはグラスロッドを試す価値ありと思います。

 

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