羽根モノ使い7人が選んだ「羽根モノルアーベスト3」です。今のバス釣りでは珍しくなくなったデカ羽根モノルアーのインプレやおすすめ、タックルや使い方も紹介します。
デカ羽根モノルアーランキングからのおすすめベスト3
複数のデカ羽根モノルアーを使いこなしデカバスを釣っている7人にアンケートをとり集計した結果です。
6位~4位の詳細は、前回の記事でご覧ください。
6位 ベルリネッタクローラー2(イマカツ)
5位 リザードクローラー(シグナル)
4位 ホグバスター(ハイフィン)
3位 クリーパー(ハイフィン)
「200ポイント」門馬さんとサカナさんが1位指名。ひと昔前、デカ羽根モノといえばまずはこれでした。
●クリーパーを1位指名した門馬さんより
『最初に購入したのがクリーパーでした。クリーパーに始まり今まで様々なクローラーベイトを使ってきました。例えばダッジは優等生=手は掛かりませんがツマラナイ。クリーパーは劣等生(爆笑)=手はかかりますが手をかける程釣れるし愛着も湧くからカワイイ笑。しかも、自分好みの音・動き・速さ様々に変化させられます。自分の周りも最近ではクリーパーの中毒者が多くなってきました。クリーパー使ってる人は変態が多いような気がしてます。友達はみんな変態です。自分も変態ですが爆笑。PS.アルミ羽です。ステンレスはゼロです』
2位 ダッジ(レイドジャパン)
「225ポイント」ダッジは今でも品薄ですね。ダッジは、デカ羽根モノルアーと言えるかどうか微妙なサイズ感です。
●ダッジを1位指名したTAIDONさんより
『自分のもってるデカ羽根の中でノリは頭一つ抜き出てると思います。スリムなボディーにマラブーフックで小さなバスまでネコソギです。ボディーが小さいぶん、フックも小さく・軽くてよいし、マラブーの効果で吸い込み倍増です。外かがりが少なくバラシにくいところもウリです。
ルアーに思われにくいギリギリのサイズでも一発の威力は秘めてます。1オンスってところも良いと思います。タックル制限が強いられるオカッパラーにとって「専用タックルが必要」はそれだけでオールラウンドとは言えませんから。ただ、サイズが小さいからでしょ?って言われると反論は一切できないので、性能をそのままに最初にサイズダウンを考えたレイドジャパンが合理的だったと思います』
1位 アベンタクローラー(イマカツ)
「425ポイント」3人が一位指名。
●アベンタクローラーを1位指名したつかじーより
『アベンタシリーズの中でもオリジナルのアベンタクローラーが一番好み。存在感の大きいデカ羽根モノサイズで、ウエイトも重すぎず丁度いい1.3oz。プラ製で一定品質なのも良い。超デッドスローでは、ダッジも良いがアベンタのほうがアピールが強く、個人的に出しどころ多いです。クロールのピッチを変えるなど、チューンをしたものと使い分けしてます。自分の中では、アベンタクローラーがデカバス実績最高です!』
羽根モノのインプレ総まとめ
ビッグクローラーベイト入門におすすめの4種と、羽根モノビギナーにおすすめの2種を含め、羽根モノルアー各種インプレ総まとめを記事にしました。比較検討の参考にしてください。
アクション動画一覧
羽根モノルアーのアクション動画21連発です。
ロッドとリールは?
アンケートに答えてくれたデカ羽根モノマニア達のタックルですが、硬いグラスロッドを使っている人が多いです。掛かりやすくバラしも減るからデカ羽根モノには向いています。
デッドスロー系の羽根モノにはハイギアは向きません。おすすめは、ギア比6.2のリールで100mmクラスのロングハンドルを装着して使うことです。デカ羽根モノにはロングハンドルのメリットが活きる理由があります。
使う時期は?冬もいける?
「移動速度が遅く」そして「強いアピール」、それが冬トップの攻略法の一つです。ゆえに、冬トップにデッドスロー系の羽根モノはありです。でも、フィールドの状況によって向かない場合もあります。
時期としては、冬はさすがにきびしくなりますけど、みなさん春夏秋と長い期間実績をだしてます。
羽根モノルアーの作り方。自作のアドバイス
マニアですから売っているものに飽き足らず、デカ羽根モノを自作している人も多いです。門馬さん、缶さん、TAIDONさん…わたしも羽根モノルアーを自作しています。
羽根モノルアーの作り方、自作する時のアドバイスをまとめましたので参考にしてください。ポイントは、「喫水線が重要」、「慣性モーメントが重要」、「右対称が基本。羽根の取り付け位置に注意」、「羽根のヒートンをオープン化すると調整が非常に楽」です。
羽根モノルアーの強烈バイトでバス釣りにハマる
羽根モノルアー、特にでかい羽根モノを使えば、バス釣りにハマること間違いなしだと思います。
バスは、でかい羽根モノを突き上げ、反転して水中に引き摺りこもうとするので、魚体が見えることがあります。また、水面が炸裂する音、羽根がガシャっとなる音など、耳でも毎回楽しませてくれます。デカバスの強烈バイトを一度味わえば、それを忘れられずハマってしまうという人が多いのです。
今江さんの言葉を借りれば、羽根モノルアーのデッドスローは「一番狙って釣れる、一番シーズンが長い、究極のトップ」です。
羽根モノ使い7人の回答。個人別ランキング
●サカナさん
1位 クリーパー
2位 ダッジ
3位 ホグバスター
●門馬さん
1位 クリーパー
2位 アベンタクローラー
3位 ホグバスター
●TAIDONさん
1位ダッジ
2位ホグバスター
3位アベンタクローラー
●缶さん
1位 アベンタクローラー
2位 ホグバスター
3位 ダッジ
●バンタ-MENさん
1位 リザードクローラー
2位 アベンタクローラー
3位 ホグバスター
●釣り人Bassキチさん
1位 アベンタクローラー
2位 ベルリネッタクローラー2
3位 リザードクローラー
●つかじー(私)
1位アベンタクローラー
2位ダッジ
3位リザードクローラー
回答してくれたみなさん、有難うございました!!
イマカツルアーは票が割れるかと思いきや、アベンタ以外で票が入ったのはベルリネッタ2のみでした。ハイフィンは根強い人気ありです。やっぱステンレスじゃなくて旧型アルミ羽根だと思います。最近リリースされたルアーは使い込んでない分ちょっとハンデがありますね。
以下、前回紹介しなかった3人の紹介です。
缶さん@鬼の居ぬ間にバス釣り
バス釣りサイボーグ、ハードルアーで釣りまくる缶さんです。缶バドはご存知でしょう。最近は自作デカ羽根に凝ってます。缶さんと私とではじめた「デカ羽根マル秘プロジェクト」はまだ見通し不明です笑。
バンタ-MENさん
バンタ-MENさんは、リザクロ推奨コメント通りのリザクロマニア。他のデカ羽根もいろいろ使ってるようです。ルアーや釣り方にとことんこだわるタイプだと思います。
4時から5時半過ぎまで釣りしてきた
リザードクローラーとダッジで水面爆発🔥
42.3と35くらいだった羽根モノで釣れたのでサイズ問わず楽しめた〜
焦らしテクが効いたな pic.twitter.com/cmQMzE6wtq
— バンタ-MEN (@ShimanoYuhki) 2016年6月17日
釣り人Bassキチさん
オジャガの達人、バス釣りをかなりやり込んでいるオールラウンダーです。デカ羽根使用歴はそう長くはないですが、今年はデカ羽根を相当投げ込んでました。
午前中のリベンジ成功!
49センチ pic.twitter.com/g7XVBN8h8e— 釣り人Bassキチ (@crankingmann) 2016年3月22日
ダッジ!
42センチ pic.twitter.com/fNvWKqu8em— 釣り人Bassキチ (@crankingmann) 2016年8月19日
アベンタGT!
44.5センチ pic.twitter.com/LFSOmxZBlu— 釣り人Bassキチ (@crankingmann) 2016年4月25日
羽根モノルアーの使い方、タックル、チューニングのまとめ
クローラーベイトの使い方やマル秘テク、クローラーベイト向きのタックル、チューニングノウハウなどの記事を纏めました。ぜひ参考にしてください。
コメント
間違いなく日本一のデカ羽根ブログですねww(^o^)
それだけでなく有名なプロやテスターとは違い、古いネタやルアー、独自の理論にテクニック、兄弟ともに楽しく拝見させていただいてます♪
TAIDONさん、お褒めいただきありがとうございます笑!日本一めざします笑