荒れた条件下でのデカ羽根モノルアー。ハイアピールを活かす使用法

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時間が経ってしまいましたが、デカ羽根モノ超デッドスローの残滓の続きです。

青木大介プロと大雨とクリーパー

だいぶ前のルアーマガジン取材記事です↓

亀山湖でバケツをひっくり返したような雨の中、クリーパーを使いながら、
「50cm近いのがわりと追ってくるね。このコンディションなら一番可能性あるかも…」by青木大介。

超デッドスローではなくて、デカ羽根モノを活かせる状況の1つがそれです。

青木大介プロとハイフィンクリーパー@亀山湖★ルアマガ
写真は、ルアマガ最新号(9月号)の亀山湖取材で青木プロが釣ったデカ羽根フィッシュです。クリーパーで初めて釣ったと。 その記事にこうありました↓ (バケツをひっくり返したような雨の中で)「ホナケンw 釣ったことないけど、釣れそうだな。・・・(...

また、超デッドスロー領域でも極力ハイアピールなセッティングに調整すれば、それが適する状況もあります。つまり、荒れ具合によっての使い分けで重宝すると思います。

クリーパーが出す水音

クリーパーはポコポコポコと比較的低い水音がでます。雨が水面を叩く音にかき消されにくい音なので、大雨の中でも聞こえます。普通サイズのハネモノや他のルアーではなかなか出せない低い音が効く気がします。しかも、強い雨はトップのルアーの存在を消してしまうから、デカ羽根モノのでかさ=存在感を活かせる状況というわけです。
雨が弱めならばアピールが若干落ちてもOKなので、デッドスローチューンをしたクリーパーくらいが適すと思います。

ポコポコ音か、金属音か

単に「ポコポコ音がよい」「金属音がよい」という話ではなくて、使い分けです。両方出ますし、金属音にも種類がありますし、ポコポコにも種類があります笑。

例えば下のベルリネッタは、羽根をハイフィンのアルミ羽根に変更するなどチューンしてポコポコ音がでるし、キコキュコする音も出ます。

20140810_49

イマカツのハネモノは金属音主体です。今江さんはポコポコ音よりも金属音重視とはっきり言ってますし。でも、アベンタのチューン(羽根変えず)で、ちょっと音質は違うもののポコポコ音が出せるようにもなります。
いじって変えやすいのもデカ羽根モノの面白さであり、とてもいじりがいのあるルアーです。

荒れた条件でオススメなビッグクローラーベイト

クリーパー・ホグバスターのようなポコポコ音がでるタイプがおすすめです。リザードクローラーは低いポコポコ音が出ますしアピールの強いアクションです。また、アベンタやベルリネッタを荒れた条件向きに改造するのもありです。

リザードクローラー(シグナル)インプレ。奥田イズムを注ぎ込んだビッグクローラーベイト
リザードクローラーは、開発過程で軽量小型化を遂げたダッジやアベンタGTとは異なる方向性です。奥田さんらしい、まさにビッグクローラーベイトと呼べるスペックであり、かつ個性的です。 シグナル リザードクローラー。重さ2oz リザードクローラーの...

 

コメント

  1. Tack より:

    ハネモノも、シルエットやスピードだけでなく、音も使い分けるんですね。勉強になります。

    • つかじー より:

      Tackさん、どうもです!
      そういう場合もあるってことです。

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