デッドスロー系クローラーベイトを使う時期。冬にデッドスロー系クローラーベイトは有効なのか。そういう話。
デッドスロー系クローラーベイトを使用する時期
デッドスロー系クローラーベイトを積極的に使う時期としては、自分の場合は3月~11月くらいです。
ですが、条件がよければ12月・1月・2月でも出ます。ルアーがでかくて移動速度が遅いことが、トップに厳しい時期であってもバイトまでもちこめる要因になります。
冬トップにデッドスロー系クローラーベイトは向いている?
写真は2月の釣果です。
冬トップの記事に書いた、大きなルアー、アピールを強く、(=感覚が鈍くなってるバスに気づかせ)、移動速度が遅い(=あまりルアーを追わないバスが追いつく)という点で、クローラーベイトのデッドスローはハマると思います。
また、アベンタ超デッドスローの攻め方で書いた、場所を絞ってピンを狙う、何度も投げるというのも、冬トップと共通してます。
デッドスロー系ビッグクローラーベイトでも、できれば金属音や水音などのノイジー的要素もあったほうがよいと思います。
つまり、冬にも向いているのですが、雄蛇ヶ池のような野池的フィールドで冬場に使うには弱点も気になります。
ビッグクローラーベイトの弱点
ビッグクローラーベイトを雄蛇ヶ池で冬に使うと、弱点がどうしても気になります。もちろん投げる場所によって影響度が違います。
下の写真の中に、弱点要素が3つあります。わかりますでしょうか?
ウッド系カバー
冠水した木の枝やブッシュなどのウッド系カバー周りを攻めたくても、リップが無いビッグクローラーベイトはもろに根掛かりするので、苦手です。
枯れた冠水植物
冬場はだいたい水位が上昇し、写真のように枯れた植物が水中に残っている場所があります。デッドスローで巻く場合、これに引っ掛かったり羽根があたればアクションがスポイルしてストレスになります。
浮いている枯れ葉
浮いている枯れ葉が羽根に絡んでアクションが止まります。特にデッドスロー系は顕著です。(水面の枯れ葉は季節が進むとだんだん減ります)
シャローの冬バスが付いている場所にはこの3つが絡むことが多いです(雄蛇ヶ池の場合です)。バスが付きたがるのは何かある所ですからね。
キャスト精度が大事
それでも、なんとかできるならばビッグクローラーベイトで攻めたいのです。そうするためには、キャスト精度はとても大事になってきます。
適度な着水音で狙ったスポットに確実に入れるキャスト精度。それは練習で身につけるしかありませんね。
クローラーベイトで対応できなければバド系デッドスロー
冬トップで、クローラーベイトで対応できないと思った時、自分の場合はでかいバド系ルアーにチェンジします(写真は2月の釣果)↓
リップをでかくすることで(リップ交換)、デッドスロー化とスナッグレス性を向上させたものを使っています。羽根モノにはできないこととして、ウッド系カバーなどに当てていけるし、カバーをよりタイトに攻められます。
写真ではバックリ食ってますが、ミスバイトが多くなる冬バスなので、リアフックのフラスカートにも理由があります。
冬の雄蛇ヶ池では、ドシャローや岸際までバスが追ってきたときに、後から突っつく感じのバイト(ショートバイト)になることがあります。
リップをでかく、バドのアクションを強くなるようにチューンしているため、アクションでボディが左右に大きく振れますが、スカートの効果でリアフックが暴れず、冬バスの弱い吸い込みでも口に入りやすくなります。
バイトマーカーの意味で目立つ色のスカートも使っています。それから、掛かりやすくなる4本針を使います。


コメント
トップの記事ばかりですねぇW(^^)
冬でもやっぱりシャローカバーなんですかね?
水深あるところから浮かせてみたいな使い方もするんですかね?
良かったら教えていただけますか(^^)
TAIDONさん、どうもです~
トップが好きです(ΦωΦ)笑
水深があるっていってもわたしが狙うのは水深1.5mくらいまでかな。
実績のある場所で一番深いのがそれくらいですね。岸際か、何かのキワが多いですよ。
浮かせるっていってもある程度は水面に近くないとキツいと思います。