ハネモノ投げまくってたので今年カバーで釣ったのは一本(55cm)のみですけども、カバー撃ちの話です。
ただ力任せにフッキングすりゃいいってもんじゃない
カバーでのフッキングが弱くてミスになる…それがクローズアップされがちで、フルフッキング=良いことだという印象を持ちやすいと思います。
自分の若い頃は、カバー撃ちで力任せにアワセてました。今はフルフッキングすることが少なくなり、その結果ミスが減り、獲れるバスは増えてると思います。
アワセの助走がとても大事
アワセの助走は、フックポイントがバスの口に刺さり始める直前まで。ラインスラックを巻き取ってラインテンションをかけ始めると分かることがありますよね。バスが走っているか、バスのおよその位置、バスのおよそのサイズ、カバーへのラインの擦れ具合…などを感じ取ることができます。
1秒とかコンマ何秒の時間ですがそこに神経を集中してます。アワセの助走から得た情報をフッキング動作に反映します。
ラインブレイクのリスクをどう考えるか
私はラインブレイクは年に1回あるかないかですが、やはりカバーではラインブレイクが起こりやすいです。私がメインにしてるカバーは、ブッシュや倒木などウッド系のカバーです。
プロのように頻繁にライン巻き替えしていないのが普通でしょう。もしそうならば、十分太いラインを使用していてもライン劣化のリスクを考えます。また、ラインに傷が入りやすいカバーでは、ラインチェックを心がけても傷を見落とすリスクがありますよね。
MAXサイズのバス
カバー撃ちでは特に、デカバスほどアワセ切れのリスクがあるはずです。バスが重いほどフッキングによってバスが動かないので、ラインの負荷が高まるからです。
「いつも切れないからOKだ」と思うのが普通です。いつも釣れるバスのサイズでは大丈夫だとして、問題はMAXサイズ(自分が釣りたい最大サイズ)が喰ったときにどうなのか?です。
滅多にないチャンスがいつか来るかもしれませんが、チャンスが来たときにそれを逃すか獲るかに関わります。
状況や感触によって手加減する
アワセに必要な力はフックが貫通するだけのパワーです。自分のフルフッキングが必要とは限りませんよね。
ロッドの硬さ、ラインの太さ、フックの軸の太さ、などのタックルバランスによって変わりますが、状況によってはフルフッキングは必要ないです。(もちろん手加減しても掛かるタックルであることが前提)
的確な状況判断とミスの分析
カバーの種類、カバーの濃さ、カバーの中がどうなってるか、バイト後のバスの位置はどこか…あたりまえですが、重要なのは的確な状況判断です。
フッキングパワー不足のミス、力任せのフッキングが誘発するミス、自分の中でどっちがどれくらい起こっているかです。
まとめ
強くアワセることに囚われてるとしたら、その結果として気づくものも気づかなくなる、感じるものも感じとれなくなってるかもしれません。そこにもっと目を向けるべきだと思います。それによってでかいバスを釣る確度も増すはずと思います。
カバー撃ちのフッキングは人によっていろいろだと思いますが、わたしはこんな感じです。
PS. リンクしているフリッパーのカケヅカさんがカバー撃ちの記事をいろいろ書いてます。
コメント
なるほど。。
私は、岩やテトラ、鉄杭系以外の場所ならだいたいフルフッキングしちゃいます。。というか、体が動いちゃいます。。ラインブレイクはつかじーさん並みに無くなりましたが、バラシはあるので精進します。
Tackさん、どうもです!
ばらしですか…。
Tackさんは十分デカバス釣ってるからよいのでは…笑
私のけっこうな課題です これ!
瞬時の状況判断などむつかしいですね~
今年はすでにラインブレイクしてしまっているのでかなりへこんで反省と今後を考えてます
TPOに合わせないとですね!
RINZOさん、どうもです~
それを克服してください(^^)瞬時の判断も経験を積むほどできるようになると思います。