ネガティブ情報ですみません。フィッシングプライヤーの評価、おすすめしないフィッシングプライヤーの話(2)です。
今回はハサミのように薄いタイプ、ダイワとシマノの2本です↓
ダイワのフィールドプライヤー(評価50点)
掴む部分が細い、ダイワのフィールドプライヤーです。買ったのはかなり前ですけど今も売ってると思います。軽いし良さそうなフィッシングプライヤーに見えますけど…個人的評価は50点くらいです。
このようなハサミのように薄いタイプは、強い力で掴む作業や掴んだままヒネる作業には向きません。
このプライヤーの場合、無理して力を入れて使うと、下の写真のように先がよじれてズレてしまうことがあります。経年劣化してどんどん酷くなりました↓
(正常な状態↓)
という特徴から、具体的な使用シーンで説明すると次のようになります。
×釣ったバスの針外し
針外しで使いづらいです。大きめフックで外すのに力がいる時や、変な場所に刺さって外しにくい場合などは、ダメダメですね。
バスを釣ったあとはできるだけスムーズにリリースしたいので、これは大事なことです。
×曲がったフックを直す
根掛かりなどでフックが伸びたり曲がってしまった場合、釣り場で応急処置的にフックを曲げ戻して使うことがありますよね。強いフックを力を入れて曲げようとする、そういう作業には向きません。
×ハネモノの調整
私の場合もう一つ。ハネモノは釣り場で直すことがよくあるのですが、ハネモノマニア的には「ヒートンや羽根を曲げる作業に使えない」のが不便です。曲げたい金属が固いと使い物になりません。
※スプリットリングオープナーの機能は、普通に使えます。
シマノのフィッシングプライヤー(評価75点)
次のはSHIMANO製で同じようなタイプです。さすがシマノ、作りがしっかりしていて質の良いプライヤーだと思います。今のところ先がズレる気配もなし。けれども…
先の細さゆえ、使用感に同様の傾向があり、使いにくさがあります。したがって、釣り場で使うために1本だけ持っていくという用途ですと、個人的評価としては75点くらい。
(家での作業用で、作業ごとに他のと使い分ける前提ならもっと良い点数です)
ラパラとスラッシュのフィッシングプライヤー
ちなみに、前回ディスったダメになった2本は、ラパラとスラッシュのフィッシングプライヤーでした。両方とも最初は気に入って使ってたんですけどね笑。
この2本は掴む(挟む)部分の厚みがあるタイプです。しっかり力を入れて掴むことができます。しかし、使い込んでいくと長持ちしませんでした。
どうダメになったかというと…
詳しくは前回の記事をどうぞ↓
フィッシングプライヤーの評価?おすすめXX選は…
「フィッシングプライヤーおすすめXX選」なんて記事がありますが、あてにならないと思います。自分で釣り場で酷使してみてはじめて評価できると思います。
参考になれば幸いです。
コメント
ダイワのプライヤーはフィールドプライヤーRであるものと仮定してコメントします。
私もフィールドプライヤーRには同様の不満を感じていましたが、昨年フィールドプライヤー2にモデルチェンジして概ね改善されました。
錆びやすくはなりましたが、強度とトレードオフと思い諦めています。
高橋さん、はじめまして。
2になって、よじれづらくなったんですね。情報ありがとうございます!
でもそれは、不良じゃなくなっただけで、強く力をいれる作業には向かないですよね。