エバーグリーン ヘラクレス・ツアープロシリーズ・パワーグラス。サーバルとレパードはグラスコンポジットロッド（以下、グラスロッド）です。
清水盛三作、ビッグフィッシュ対応の巻物ロッド
バスマスターエリート参戦中の清水盛三がトーナメントでデカバスを獲るために作った巻物用ロッドです。盛三のこだわりがこの硬いグラスロッドに詰まっています。
サーバル HCSC-611MHG
長さ： 2.11m（6’11″）
硬さ： ミディアムヘビー（MH）
ルアー： 3/8～1･1/2oz
サーバル解説から引用↓
611MHGサーバルは、シャロー～ミドルレンジのクランクベイト、ビッグサイズのシャロークランクベイト、バイブレーション、1/2ozクラスのバズベイト、1/2ozクラスのチャターベイト等の使用にマッチ。幅広いルアーウエイト＆レンジをカバーする、パワーグラス・ラインナップ中最も汎用性が高いロッドです。
レパード HCSC-73HG
長さ： 2.21m（7’3″）
硬さ： ヘビー（H）
ルアー： 1/2～2oz
レパード解説から引用↓
73HGレパードは、ミドル～ディープレンジのクランクベイト、バイブレーション、スイムベイト、5/8ozクラスのチャターベイト等の使用にマッチ。オカッパリのバイブレーション大遠投、ディープクランク高速リトリーブ等、ロングキャストやパワーが必要とされる状況で威力を発揮します。
けっこう広く使える、硬いグラスロッドの用途
私はこの2本をオカッパリで使っています。グラスといっても硬くてバットからベリーがしっかりしているので広範囲に使えます。主に、アベンタクローラーやリザードクローラーなどのデカ羽根モノ、マグナム缶バド・Gバド・バズジェット、ジョイクロ、ブルシューターJr、横綱、SKTマグナムなど。つまり、私が好きな、デカトップ系、ビッグベイト系、でかい巻物系です。あとは、中型以上のクランクやバイブレーション、最近投げてませんけどもスピナーベイトやチャターでも使います。1本でいろいろこなせることはオカッパリ的に”使える”ロッドと言えます。
サーバルはMHですが、同メーカーのグラスロッドのスーパーノヴァハスキー（MH）に比べて明らかに硬いです。スペック上は～1.5ozとありますけど、2ozのリザードクローラーはまったくOKだし2.5ozぐらいまでぶん投げてます。
レパードはサーバルより10cm長く、重いルアーでも遠投しやすいです。されどわずか10cmの違いで、雄蛇ヶ池オカッパリでは藪周りで使いづらいのです。ゆえに、主に減水している時期に使っています。
缶さんはレパードがとてもお気に入りのようで、2015年買って良かった第１位に上げてました。
写真はルアマガ「清水盛三のネバギバ」。
※パワーグラス特設ページにロッドの特性に関して詳述があります。
『グラスロッドだから獲れた』が起こり得る
状況しだいで、グラスロッドによって釣果の差がでることがあります。「喰いが浅くて掛からなかった」「デカバス掛けてバラしてしまった」が、グラスロッドであれば「掛かった」「デカバスがバレなかった」ということが起こりえます。長く使い比べると分かります。
今年は57cmをグラスロッドで釣りました。自分のMAXサイズくらいのビッグフィッシュを掛けて、バレるかバレないかの瀬戸際に直面したとき、グラスロッドがいい仕事します。
難点を上げるなら、やや重い
パワーグラスの説明に”一日中快適に投げて巻き続けられる”とありますが、私が一日中使うなら、もうちょい軽いロッドをセレクトします（笑）。サーバルは”若干重いな”程度ですが、レパードはそれなりに重いです。グラスロッドでも軽いものがありますし、国産のロッドは軽いものが多いゆえ相対的にどうしても重く感じます。
しかし、重さは使い込めば慣れます。バス釣りをやりこんでる人、釣り筋がついてる人なら問題ないと思います。
最後に
普通のカーボンロッドしか使ったことがない人は、グラスロッドの扱いになれる必要があると思います。グラスロッドは中上級者向きかもしれません。
以前に”デカ羽根には硬いグラスロッド”だと書きました。興味があれば下の記事を見てください↓
コメント
グラスロッド 中学生の時使って以来 使ったことないです
３０年前なので 性能は全く違いますね 当時はカーボン高くて買えませんでした
今はカーボンのみです グラス興味ありありです。
ゆとりができたら１本いってみます！でも軽いのがいいですね～ ヒュージの７３たまに投げてますが とても１日は投げ倒せません 半日投げた次の日 肩痛がやばかったですよ
RINZOさん、どうもです！
ぜひぜひ(^o^)
ちょっと値ははりますが。。