写真はサワムラのバイブレード。バイブレーションとスピナーベイトのハイブリッドという面白いルアー。
でもこれ、あまり人気ないですよねー。
わたしもほとんど使ってないですw。
もちろん最初は「いいかも」と思って買ったんですが、実際に使ってみるとなんか違う感じがしてそのまま放置状態。
ということでこれは前フリでしたw。
実際に使っているいるのはこれ。TN60の簡単ブレードチューンです。
見た目は安直ですが、冬場にバイブレーションをボトムでアクションさせる時、ちょっとしたプラスアルファをもたらしてくれます。それは何かというと…
ドシャローでバスがベイトフィッシュを追いまわしているのを見ると、ボトムに追い詰められた小魚がダッシュで逃げる瞬間に、ボトムの泥がフッとまき上がることがありますよね。
一方、着底時に立つTN60を、ボトムでストップ&ゴーしても泥はまきあがりません。かけあがりでボトムを強く叩いた瞬間なら泥がまき上がりますが、小魚がボトムに止まっていた状態からダッシュで逃げるときの泥のまき上げとは違ってそれは不自然なものです。
もうわかったと思いますが、
このブレードを付けてうまくアクションさせればベイトフィッシュがボトムからピュッと逃げた時と同じように、
ボトムからの動き出しで泥をまき上げることができる、というわけです。ブレードが泥底に触れている状態で回転しはじめてそのまま少しの間ルアーが浮き上がらなければOKです。ボトムで立つバイブレーションを使ってブレードを泥底につけるのがミソです。ルアーをリフトしてしまうとだめなので、アップヒルのほうがやりやすいし、ボートよりもおかっぱり向きです。わたしは主にドシャローでつかいます。
コレが効くのはレアなシチュエーションかもしれませんが、使っていてこれが効いたと感じたことはあります。
具体的な例をあげると、
去年の1月31日に釣ったバスはこれで釣りました。その時は、暖かい日が何日か続いた後で、すごく浅い場所へバスが小魚を追い込んで捕食しているような感じでした。
また、水深がわりとある場所での使用(泥をまき上げない使い方)でも、ボトムでワームのようにスローに動かす時(ワーミングバイブレーション)、わずかな移動でも微妙な水流が起こせるので有効に思えます。
当然ですが、取り付けるブレードのサイズでアクションが変わります。ブレードが大きすぎると、ボディのウォブロールがほとんどなくなってしまい、シングルブレードのスピナーベイト化してしまいますw。(でも、わざと大きなブレードにしてやって、ストップ&ゴーが可能なトリプルフック付きのスピナーベイトだと考えると別用途がありそうです)
本当は、ベリーフックのアイより前に(ルアーの口元あたり)ブレードを取り付けて試してみたい。そうすると、ブレードが泥をまき上げやすいし、ブレードとベリーのフックが干渉しボトムをスロー巻きしているときにバランスを崩す(イレギュラーする)ようにできるかもしれない。というわけで、今いろいろいじくって準備をしています。
・真冬のバイブレーションのバイトについて
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その2)
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その3)
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その4)
・真冬のバイブレーションとバス(蛇足)
コメント
いつもながら勉強になります!!
早く釣に行きたいのですが、コチラの今時期は昼間でも極寒となっております。
雪は殆ど降らないものの、気温は1、2℃・・・
もう少し温かくなるまで熟読させて頂きます☆
恥具さん、どうもです!
重箱の隅をほじってるような記事を熟読いただき、ありがとうございますw。
極寒ですか。東北でしたっけ。。わたしも寒いのが苦手です…
こんにちは 中Z だす☆
ジグスピナーバイブはたまーにですが使っていました。
でも大抵スピナベで事足りるんですよね。
ただ、スピナベにはないラトルでのアピールは有るので使用用途を考えると・・・・
やはりどっちつかずですな(爆)
中Zさん、どうも^^
はい。
ボトム付近をさぐるならまずスピナベですね。
冬でも状況次第でいけるかもしれません。
ですが、わたしの場合、厳冬期にスピナベで釣ったことがなくて。。
これのスピナベとの大きな違いは、ボトムでのストップ&ゴーや、ネチネチができることですかね。
つかじーさんの持っているルアーの露出度が最近高いですね(^o^)
タックルボックスごと見てみたい(笑)
次回から釣ったバスにルアーが付いたままの写真でお願いします(笑)
ひろさん、コメントありがとうございます!
こういうネタ書くのも疲れるしそろそろ終わりにしようかなと思ってたところです(笑
そうですか、残念‥
疲れますよね…
陰ながら応援させていただきます!