■ヤケ谷津
ワンド西端から見たヤケ谷津。奥の岬の向こう側が弁天谷津。ワンドのタイプとしては大広の西ワンドや半夏生のワンドに似ている。数年前までは葦原だったがソウギョ放流後に葦はほぼ壊滅した。写真でブッシュが見えているが、その影になっている場所にもう一箇所ブッシュがある。葦がない今はもちろんこの2箇所のブッシュに魚がつきやすい。ブッシュの沖側あたりがブレイクラインになっている。
■ヤケ谷津西端の岬、夏の減水時
1m弱減水時の写真。ここまで減水しなくてもこちら側の岬はおかっぱりで攻めやすい。この水位なら岬を歩いて右側方向に回りこむことができる(右へ回り込んだ先については取水場跡の最後の写真参照)。
■ヤケ谷津西端の岬、岩盤
同じ岬のさらに減水した時の写真。岬のコーナー部分は見ての通りテーブル状の岩盤で、岩盤のまわりはほぼ垂直にブレイクして急に深くなっている。満水時には水面下約1mに垂直ブレイクがあることを意識して攻める。
■ヤケ谷津西端の岬、岩盤その2
上の写真の岩盤を取水場跡方向(右方向)へ回りこむことができる(ふり返って撮影)。
■ヤケ谷津、減水時、反対側からの全景
逆側から見た1m以上減水した時のワンド内、完全に干上がっている。枯葦の根が中央縦方向に線状になって見えるが、それが緩やかなブレイクラインになっている。写真でも手前に二つ三つ見えているが、そのブレイクライン上のハードボトムにザリガニの穴がいくつもあいている。満水時にブレイクラインの水深はおよそ70cmぐらい。
■ヤケ谷津東端の岬付近
藪の状況にもよるが、杉林を通りその先の藪を抜けてこれればここに出れる。この時はゴミが浮いているような状態でおかっぱりも比較的しやすかった。このコーナー部分の水深はわりと浅い。
■ヤケ谷津東端の岬、減水時
1m以上減水した時の写真。東端の岬には反対側の岬にあるような岩盤はなく、地質がやわらかい。岬の向こう側は弁天谷津で、これぐらい減水していると長靴を履いていれば弁天谷津側が見えるぐらいまでは行けるが、足元がズブズブとゆるいので弁天まで回り込むのは危険。
■ヤケ谷津、草が生えたワンド内
夏場のワンド内。葦はほとんど消えてしまったが、水位によっては草はかなり生える。ワンド内に材木のような浮きゴミもあり、満水に近いくらい水位があれば草の中にバスが入ってくる。梅雨時などはこのような冠水した草むらに雷魚が入りこんでネストを作っていることがある。
■ヤケヤツの背後にある杉林
ヤケヤツの背後は杉林になっている。その昔、ここに斃馬捨場(馬の墓場)があった。池のまわりでこの場所だけが不思議な場所。この中を藪漕ぎするのがけっこうしんどい。
◆雄蛇ヶ池一周コース 次のワンド
雄蛇ヶ池ポイントガイド(9)弁天谷津
■弁天谷津全景 弁天谷津は北岸のワンドの中では一番広い。また、他の北岸のどのワンドとも似ていない。ワンド内は沖方向へ徐々に深くなっていく感じでブレイクラインはない。以前は沖に2本の杭があったがそのあたりの水深は深い。堰堤の排水門が放水してい...
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コメント
こんにちは~
雄蛇ヶ池は昔から聞いたことありますが行った事ないです^^;
この写真は色々参考になりますね。
今後ともよろしくお願いします♪
モッチーさん
コメントありがとうございます!
雄蛇ヶ池は、そのフィールドの大きさのわりに雑誌などで取り上げられることが多いので人おおすぎです^^;
こちらこそよろしくお願いします。
ヤケヤツ・・・・
私的には「大好き!」
なエリアです。
蓮が消えたのが残念。
ヘビスモさん
”お好み”でしたか^^
ソウギョの食害以降、このワンドの魅力が減ってしまいましたよね。
まったくの未開の地です(汗)。
遊歩道から離れてますよね、草原(刈られた?・・・見に行ってません)を入っていくんでしょうか?。
路が怪しくて行ったためしが無いです(汗)。
今度減水時にでも入ってみようかしら(要長靴かな?)。
また雄蛇ヶ池ガイド周りしてしまいました。
長々と書いてしまったので、お手数でしたら放置でお願いします(笑)。
い・いかん、釣りに行かずに行った気分で最近満足になってしまってる(笑)。
そうですね。昔は人がほとんどこなくて快適でした。今は藪がなくなってどこからでも入れる感じですので、行ってみてください。