ウイングダイナマイトはガウラクラフトの中では一番大きなハネモノです。その実力はいかに。
ウイングダイナマイトのスペック 重さ約40g
ウイングダイナマイト（ガウラクラフト）
・重量：1-3/8oz（実測で40g弱）
・全長：約130mm
・価格：9,020円
ウイングダイナマイトはウイングダイナマイコのサイズアップ版です。とはいえ、ハネのタイプ（形状・素材）が違うし、アクション特性にも違うものを感じます。
羽根の開閉はスムーズです。着水時の裏返りや初動における羽根閉じなどの問題もなく使いやすいです。また、ヒートンや羽根まわりの微調整などをする必要もなく、チューニング不要です。
キャスタビリティと飛距離
キャスタビリティが弱点になりそうな平べったいジョイントルアーですが、見た目から感じるような投げにくさはないです。むしろ、うまく投げれば十分飛距離は出せますし、空中姿勢がよいので風が吹いてる状況でもあまり問題ないと思います。
速度帯とアクション動画
水面ピクピクからアクション開始できて、デッドスローから速めの巻きまで対応できる速度万能タイプです。
次のアクション動画は水面ピクピクから徐々に速度を上げてリトリーブしています。
アクションの安定感。やや強めのアピール
尻にペラが付いていてジョイントボディの縦扁平シェイプ。アクションに安定感があります。水面に波があるような状況でもアクションが安定していてスポイルしにくいです。縦扁平ボディを揺らすことでその波動アピールは強めです。
水面荒れ気味でもイケる
クローラーベイトは、その動作の仕組みゆえに水面の波に影響を受けてアクションが乱れたり正常に動作しなくなったりします。しかし、中には水面の波に影響を受けにくいクローラーベイトもあり、ウイングダイナマイトはそのタイプです。アピール的にもやや強波動ですし、雨・風ある時にも良いと思います。
ハネはTHタックルと同じ
ウイングダイナマイトの羽根はTHタックルの羽根と同じものです。
THタックルの濱田プロと連絡を取ったときに、THタックルと同じ羽根を使っているウイングダイナマイトをご存知ですかと聞いてみたら「そのルアーちょっと気になってました…」との返事。THタックルには縦浮きのギル型デカハネはまだないので、先に作られちゃった感ありです笑。
フックはスプリットリング使用に変更
フックがヒートン直結であることが個人的に好きではないので、唯一いじったところですが、スプリットリングをつけてフックを装着し直しています。
ウイングダイナマイトのインプレまとめ
ウイングダイナマイトは着水時のトラブルなどもなく速度も万能で使いやすいハネモノです。個人的にとても気に入っています。
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