CCCはユニークな形状をしたカワイイ羽根モノルアー。その実力はいかに。
CCC(チビクロークローラー)のスペック 重さ約33g
CCC(チビクロークローラー)
・重量:約33g、発泡樹脂製
・全長:80mm
・デザイン:缶
・製造:Skillful
・価格:9,680円
目立つ特徴として、ザリガニの爪をイメージしたパーツが左右に付いています。この爪と羽根によって、全体的なシルエットが四足動物っぽくなっています。
最初は缶さんによるハンドメイド(ウッド製)でしたが、後に発泡樹脂製のCCCがリリースされました。
樹脂製CCCの制作はヤマトクローラーと同じスキルフルです。CCCとヤマトクローラーの比較はこんな感じ↓
CCCとヤマトクローラーは、羽根が同じBPベイトのスラント羽根です。サイズ感的に近いですが、CCCのほうがファットボディでヤマクロ(約26g)より7gほど重いです。
CCC(チビクロークローラー)にはクロークローラーという原型があり、それをサイズダウンしたものがCCCです。
小さくてもアピールは強め。飛距離はまずまず
サウンドによるアピールは強めです。ハネからの金属音とボディの接触音でアピールします。シュルシュル…カチャカチャ…という感じ。加えてチャプチャプという水音です。速めに巻くとポコポコ音も出ます。
パーツの多いボディ形状でややファットボディですが、飛距離はまあまあ出ますしキャスタビリティも問題ありません。
また、形状的に、デッドスティッキングでもバイト誘発しやすいと感じます。虫っぽく使うイメージです。実際にデッドスティッキングでの釣果もありました。
アクション特性と動画
ピクピクデッドスローも動きます。速度を上げていくと中速くらいでも動きますがバタつきが大きくなります。個人的にはスローくらいが一番いい感じと思います。
動画は超デッドスローから徐々に速度を上げてリトリーブ。
欠点とその解消方法
着水時の”片ハネ閉じ”が時々起こります(下写真)。片ハネが閉じ、もう一方は開いて、開いているハネ側にボディがやや傾いて浮きます。ハネモノあるあるです。
このような浮き姿勢で片ハネが閉じている状態の時、スローに巻きはじめるとアクションがスポイルすることがあります(クロールせずに棒引きになる)。
着水点でスローに誘いたい時にこれが難点になります。もちろん、軽くシャクってやればアクションし始めます。デッドスローで使わないから気にしないよという人もいると思いますけど、自分の釣りにおいてはこれがけっこう気になります。
この問題を解消するには、前方の羽根受け金具固定ネジを緩めてやります。
ネジを緩めたことでハネが閉じ過ぎなくなり、その結果としてハネが開きやすくなって問題解消です。ちゃんと美しくやるのであれば、ネジに現状入っているスペーサーをビーズくらいのサイズ・幅のものに変更してやればよいと思います。
超簡単チューンですので気になる方はお試しください。ネジ緩め過ぎにはご注意を。
CCCインプレまとめ
CCCは、コンパクトサイズのわりにしっかりアピールでき、デッドスローも動くし、小ぶりなバスの反応もよいと思います。ヤマクロが好きな人にもマッチすると思いますし、特徴が異なるので使い分けできます。
CCC(チビクロークローラー)の原点であるクロークローラーについては下記をご覧ください。
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