アイウィング135のチューニングについてまとめます。
アイウィングの特徴は強烈なラトル音
アイウィングのインプレに詳しく書いてますが、アイウィングは強烈なラトル音が特徴です。そのラトル音は、ときにマイナスにもなると思います。黒田プロからもご意見頂きました。
私も同感で、音が良くも悪くても効いてますよね。
ちなみに開発スタッフに聞いたらラダー外してもスロー具合は変わらないそうです。直進安定性が下がる模様。— 黒田 健史 (@Kenshi_Kuroda) 2019年5月21日
アイウィングの強烈なラトル音を殺すチューン
そのラトル音を殺すチューニングをしました。
アイウィングはラダーの先にラトルが付いています。それがボディの側壁の決まった位置に当たることで音が出ます。そのあたる部分にゴムを埋め込みます。
【メガバス アイウイング i-WING135 のラトル音】
ちょっと揺れたくらいでも透けて見えてるラダーがゆれてラトルが内壁に当たる構造
他のラトル入りのビッグクローラーベイトといえば、メガポンパドールかベルリネッタクローラーですね… pic.twitter.com/ZwMt2mpXT9
— つかじー@羽根モノ大好き (@tukajii) 2019年4月27日
必要なものは、「ピンバイス」「ハンドドリル」「埋め込むシャープペンシル用消しゴム」です。
ボディのラトルが当たる位置にピンバイスで小さな穴を開けたあと、ハンドドリルで少しずつ穴を大きくしていきました。写真の穴は直径4mm(消しゴムと同サイズ)です。
穴に消しゴムを埋め込み、接着剤で固定します。ラダー自体は固定してません。左右にある程度は揺れる状態にしました。
これにより、ラダーのラトルから出る音は、ほぼ無音になりました。
アクションへの悪影響は特に感じません。ラダーがしっかり傾かなくなる(ボディが斜め浮きしなくなる)ことで、巻き始めの動き出しが悪くなるかと思いましたが、それもほとんど変化なしです。
(ラダーを完全固定してしまうと影響でるかもしれません)
飛距離アップ・キャスタビリティ向上チューン
(※その後、羽根受け金具前方のヒートンが小さくなり、羽根が十分に閉じるように改善されました。新しいアイウィング135はこのチューンをする必要がなくなりました)
これもアイウィングのインプレに書きましたが、羽根があまり閉じないせいで空気抵抗が大きくなり、遠投したい時に飛距離やキャスタビリティが今ひとつです。特には風がある時ですね。
羽根受け金具の小ヒートンを外してビスに変更し、ビスの頭の飛び出し具合で羽根の閉じ具合を調整しました。
Beforeは40度くらいで、Afterは約25度くらいまで閉じるようになっていると思います。
実際に羽根を閉じると、こんなくらいです↓
効果1)
これにより飛距離が出るようになり、中長距離のキャスタビリティが良好になりました。投げやすく、狙いやすくなります。この程度(20度くらい)であれば、巻き始めの羽根の開きに問題は出ません。
効果2)
オリジナルよりも羽根が閉じるようになったことで収納しやすくなり、おかっぱり時にBOX内でかさばる件も気にならなくなりました。
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