ベイトリールのロングハンドルはデメリットがあるけれど、それでも、デカバスを確実に獲るために私は使っています…というお話。
100mmクラスのロングハンドル。カーボン・オフセット
写真は、最近買った98mmロングハンドル(カーボン・オフセットタイプ)です。クロナークMGLに装着して使用中です。
以前にロングハンドルのメリットばかり書いたので、今回はデメリットをあげます。
デメリット1。値段が高い
まず、いい値段しますよね。上のハンドルは約15000円します笑。
7000円くらいのロングハンドルでも、大きめのハンドルノブと取り付けパーツなどセットにすると、トータル13000円くらいになったりします。
1万円以下のベイトリールがある中、ハンドルを交換するためにこの金額を払うのか…そう思ってしまうのが普通だと思います。
デメリット2。ハンドルが重い(バランス悪化)
モンスター対応で強度重視のコイツは特に重いです↓
私がメインで使っているもう一つのロングハンドルは40g程度。(クロナークMGL(6.2)のオリジナルハンドルは約24g)
リールが重くなり、さらにリール全体のバランスも悪くなると思います。私はあまり気にならないのですが、人によっては気になることかもしれません。でも自分の中では、そんなことよりメリットが勝つわけです。
デメリット3。でかいハンドルが邪魔
ロッドを数本束ねると、でかいハンドルが邪魔になりまとめにくいです。数本持ち歩く際、ハンドルノブがでかいロングハンドルばかりだと特にじゃまです。
私が気になるのは、オカッパリ藪漕ぎ中にハンドルが何かに引っ掛かりやすくなることです。藪漕ぎしまくる人は注意です笑。
デメリット4。ルアーや使い方とのミスマッチ
ロングハンドルが向くルアー(でかいルアーや巻き抵抗大のルアー)があります。リールギア比とハンドル長のマッチングも適正範囲があります。
ルアーや使い方とのミスマッチがあれば、ロングハンドルは使いにくいだけになるかもしれません。巻取りで手の動きが大きくなる分疲れるとか、巻取りが遅くなるなどの問題が起こりえます。
デメリット5。キャスト時にクラッチが返るミス
ハンドルやノブが大きく重いことで、キャスト時にハンドルが動いてクラッチが返ってしまう、あるいは、キャスト中に何かがハンドルに触れてしまうミスがありえます。
わたし自身は、シマノのリールに変えてロングハンドルを使い始めて10年以上経ちますけど、一度もないです。正しいベイトリールの投げ方をしていればほとんど問題ないと思いますが、投げ方やリールの持ち方に癖のある人は注意が必要かもしれません。
しかし、メリットを活かせば武器になるロングハンドル
デメリットはあっても、正しく使えば、強い武器になるロングハンドル。個人的には、デカバスを確実に獲るためには欠かせません。
非力な人でもデカバスのパワーに負けず主導権を握りやすくなります。
奥田さんのロングハンドル
奥田さんは、琵琶湖じゃなくても、オカッパリでロングハンドル使ってると思います。デカバスを獲るために!
コメント
こんばんは。昔からのシマノユーザーの私は35ミリハンドルに馴染んでますので、現在のシマノの主流である42ミリハンドルさえ少し違和感があります。また、巻き取りスピードが早いこととハンドルから伝わる情報が大きいことも私がショートハンドルが好きな理由です。でもあくまでロングハンドルを否定するわけではありませんし、好みは人それぞれですもんね!
GⅡスプーンさん、どうもです~
それはそうですね、人それぞれ好みはありますから(^^)
GⅡスプーンさんは巻き抵抗のあるルアーやデカイルアー(ビッグベイトやデカクランクなど)もショートハンドルでやってるんですか?
ふたたびこんばんは!
巻き抵抗がほぼない操作系のトップを使うことが多い私なので、回収が楽なショートハンドルが好みなだけですね…
ビッグベイトやデカクランクは使ったことはありません。
ただ巻き系のトップはガンディーニ、ジョイントのトリプルインパクト、ナイトボム等を使用してますが、これぐらいのルアーでしたらショートハンドルでも問題なく使用出来てしまいますね。
すいません!デカバスをデカルアーで釣るにはロングハンドルが有効であるとの趣旨にずれたコメントで申し訳ないです!
GⅡスプーンさん
なるほど~~~ よく分かりました(^^)笑
5㎏のシーバスではロングハンドルの必要性を感じないです。
むしろエラ洗いをいなすのにショートハンドルで高速巻きで水面滑走させたりできて便利です。
巨鯉のように30mドラグを出して寄って来てまた30mドラグを出してという単調なループだとロングハンドルで楽に巻きたいですね。
魚の抵抗に負けずに高速に巻けるのであればそのハンドル長で問題ないですね^^