デカ羽根モノマニア向けネタです。興味なければスルーしてください。
前回の続きです。
デッドスローでも動くようにチューニングし、さらにハイフィンの羽根(旧型)を移植したベルリネッタクローラー。
スイムテストしてみると思った通りでした。すこぶるイイ!!遅く巻くならね。
実は、デッドスロー対応チューン後のベルリネッタが超遅く巻いても動くようになったため、改善したいところがありました。
ひとつは、巻き感です。
デッドスローで巻くと非常に小さく細かくクロールします。その時、クロールのリズム(水のひっかかり感)が手元に伝わらないほど滑らかなのです。
それは、クロール動作が目で見える距離ならばあまり問題ないです。が、細かい動きが見えない距離までキャストして遅く巻くと、クロールしていることが巻き感からわからないのでスピードのコントロールがしづらいです。また、遅く巻くほどノー感じ的になってしまい巻き感の気持ちよさが全くありません。
あと、もうひとつ、サウンドです。
チューン後、超遅く巻けるのはいいのですが当然遅く巻くほど水音が小さくなり、デッドスローではあまり水音がせず「ピチョピチョ」って感じ(+金属音)です。遅い速度主体で使うためには、ハイフィンのようにポコポコポコって音とキコキコって感じの音を出してアピールを上げたいと思いました。
また、デッドスローで巻く時、前述の巻き感の話に加えてルアーが出す音が少しでも聞こえることでスピードコントロールもしやすくなります。(バドと似た話です)…
写真で、上がハイフィン(旧型)、下がベルリネッタです。
ポイントはハイフィンの羽根とベルリネッタの羽根の形状の違いです。ハイフィンのほうが水をつかむ形状で、ベルリネッタはその逆で水をつかみ過ぎない形状(速巻きするために)と思われます。
最初ベルリネッタの羽根を曲げてハイフィン風にしてみようかと考えました。でもベルリネッタの羽根はジュラルミン製でアルミニウムより硬いようなのでうまくできるかちょっとあやしい(ベルリの羽根にポチッとある傷は穴を開けようか迷った跡w) ・・・で、羽根をチェンジできたら楽だなと思ったら簡単にできてしまった、という流れでした。
羽根を付け替えた結果、遅い巻きで水噛みがよくなりクロールの振動を手元に感じやすくなりました。音はハイフィン的な音です。つまり、ただ遅い速度で動くだけでなく、遅い速度での巻き感と音がよくなり「遅い速度に最適化」できたと思います。
( ´ ▽ ` )ウマクイキスギカンハンパネー
このバージョンで一度実戦投入して試します!!
いままでたぶん無かったと思う「超スローで小さく細かくクロールする」デカ羽根モノに有効性が感じられるのか、それともここまで激遅くする意味がないのか、バスの反応が楽しみです。
蛇足*1)
ここまでやると、買った時のベルリネッタとは性質が180度変化してます。巻きスピードを上げていくとまともにクロールしなくなりますので、低速巻きでしか使えません。
一方、デッドスロー対応チューンのみ(羽根を変えない)ならば、高速巻きは微妙ながらも有効巻き速度の範囲が広く万能であり、それはそれで有用だと思います。なので、デッドスロー対応チューンだけで留めておくのも十分アリです。
蛇足*2)
タフコンディション時や低水温期にデカ羽根モノを超スローで巻いてバイトを増やそうという考え方は、基本的にGバドと同じです。その2つをローテーションするのが常道ですが、デカ羽根モノのほうが好きなバスとGバドのほうが好きなバスがいる感じです。
コメント
あれ?ほんとに良いとこ突いてましたねw
しかし羽根の形状で音も変わるんですね〜。深い…
ついに実戦投入!強烈バイト出てほしいですね( ´ ▽ ` )!
みかんさん、どうもです!
ほぼズバリ、核心部でしたw( ´ ▽ ` )
ベルリネの純正羽根に小さく残った穴跡?に、やっぱやるよねwって思っちゃいました♪( ´▽`)
使い手がつかじーさんなので、魚を釣るのはハードル高いとは思いませんが、このチューンだからこそ釣れた1本!ってのに期待してますよ〜★
…実はもう釣ってたりして♪( ´▽`)ウフフ
メンタイさん、どうもです!
まだ釣ってませんw
ジツハ2ミスバイトデス♪( ´▽`)
場所がオジャガだからね。ミスバイト出すだけでもけっこうたいへんなの^^(←いいわけ)
更に進化してますね♪
そして共感する部分が多いです!
特にハイフィンのポコポコ音は絶対欲しいレベルですよねw
毎回投げるたびにあの心地いいサウンドにドキドキしてます(*´-`)
antiantiさん、どうもです!
ハイフィンの音、いいですよね♪
とりあえず、これで結果出します( ´ ▽ ` )ノ
はじめまして。南大阪でルアーフィッシングを楽しんでおります、らぱらっ太という者です。いつも楽しく拝見させていただいております。
羽ものはあんまり使わない…ましてやデカ羽ものなんて…と考えていたのですが、このblogでとても興味がわいてしまいホグバスターを購入しました。
購入したのは日本企画の(腹にFSと記入されております)物なのですが、ちゃんと泳がず(めちゃ回転します)雑誌等見てトゥルーチューンしようとしたのですが、どれもアメリカ版で羽を止める金具の形状が異なり最近の日本企画の物を、どうチューンしていいかわかりません。
自分なりに羽の角度等をいじってみたのですが泳ぎがより悪化しました。
初の書き込みでいきなり質問とは不躾とは存じますがご存知でしたら日本企画物のチューンをご教授いただけましたら幸いです。
らぱらっ太さん、はじめまして^^
コメントありがとうございます!
FSってのは、たぶん羽根がステンレス製のヤツですよね?
わたしはその新型のハイフィンは持ってないので適切なアドバイスができそうもないです^^;
買ったままいじらない状態でまともに動かないのは不良品の可能性もありますね。左右のバランスが同じになっているかどうか、それが一番重要だと思います。。
いやあ、デカトップの武器が増えてきましたね^^これから先のアフター回復での釣果楽しみにしてます^^私にはチューンができないので、プロチューンを見てるみたいです^^
Tackさん、どうもです!
やればできますよ( ´ ▽ ` )ノ
やればやるほど上手にできるようになるものです。やらなければ進歩しないのです。それだけのことですよ^^
なるほど。チャレンジしてみます^^
早速のご返信ありがとうございました。
おっしゃる通りステンレス製でございます。もうちょっと試行錯誤してみようと思います。
実はベルリネッタも購入してしまいました。…しかし愛嬌のあるホグバスターと違い“ワル系”雰囲気で今一つ愛せないというか…今江プロの考える羽根ものコンセプトも知りたいので、まずつるしで使ってみて、つかじーさんのチューンを施してみようかと考えております。
これからのblogの更新、楽しみにしております!
らぱらっ太さん、どうもです!
お役に立てずスミマセンです。。
ベルリも買ったのですね^^
そうですね、デカ羽根モノに慣れてないのであれば、まずはそのまま使ってみるのが一番です( ´ ▽ ` )ノ