写真はルアマガ6月号表紙の並木さん。タイフーンで釣ってました。
OSPのタイフーンって、買ったはいいけど使わなくなる”タックルボックスの肥やし”になりやすい気がします。なんといってもまず、キャストが難しいですよね。風が強い時や向かい風の時は特にそうです。なのに、風の強い時にこそタイフーンだったりするわけです。
●タイフーンは投げづらい!?
1oz(パッケージの表示)のタイフーンですが、実際に重さを測ると1.5oz=42gぐらいあります。つまり、1ozはヘッドのみの重さでブレードや他のパーツは入ってないんです。ちょい大きめのトレーラーをつければ50g近くなったりします。
下の写真はOSPのブレードのサイズ比較です。
右上から、ハイピッチャーの#3.5、タイフーンの#4.5、#7、#10です。
#7のブレードは約8g、#10は約11gもあります。
キャストが気持ちよくできなくて何となくそこでつまずいてしまった人、わりといるのではないかと思います。タックルバランスは当然として、投げ方を考えてうまくキャストしないとルアーがブンブン回転して飛距離がでないです。広範囲に探るのが持ち味なのでできればフルキャストなんですがそうするとブンブン回転しやすい。それでもめげずにブンブン回転させてキャストしてると、やがてスプリットリングからブレードが外れて飛んでいってしまうこともあるそうです。(某釣友談)
タックルバランスが良くてもただ力任せに投げるのはNGで、ルアーが回転しない投げ方でしっかりロッドにウエイトをためてキャストする必要があります。そうすればルアーが重くて空気抵抗が少ないわけですから、風が強くても十分に遠投することが可能です。一番投げやすいタイフーンロングキャストから入るのもいいと思います。キャストしてて気持ちよくないと結局は使わなくなるから、上手に気持ちよくキャストできることがこのルアーを使うスタートラインなのかなと思います。
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タイフーンには、リアブレードが#10の1oz(DW・TW)、リアブレードが#7の3/4oz(DW・TW)、それからリアブレードが#7で1oz(TWのみ)のタイフーンロングキャストというタイプがあります。
下の写真は#10ブレードの1ozのタイフーンと、タイフーンダブルウィローのフロントブレード(#4.5)をハイピッチャーに取り付けたミニタイフーン(光大郎王子のパクリ)です。
私自身、タイフーンで釣った数は多くないのですが、釣った時のことが印象に強く残っていることは多いです。同じ場所でいろいろ試して反応なしのあと、ダメもとでタイフーン投げたらデカバスドカーン!なんてこともありました。
ルアマガで並木さんも言ってますが、タイフーン向きな状況といえば「強い風や雨」「濁りが強い」などです。そういう、バスがルアーに気づきにくい状況で気づかせる力が強いタイフーンが他のルアーにできない結果をたたき出す。気づかせる力はハンパないので、あとはタイフーンにバイトしてくるほどのアグレッシブなバスが近くにいるかです。バスがどこに付いているか(どこに浮いているか)見当がついていなくとも、1投で広範囲にアピールするので少ない時間で結果が出せます。
わたしの場合、回復傾向のバスが増えた梅雨時の雨の日。それから、夏の終わり頃に夕方になると風が強く吹くことが増えますけど、そういう時の夕方急に風が強くなった時。などにいい思いをしています。
もうひとつあるのは、デカいバスが付いている場所のイメージがあるけど、どうやっても反応がない、それでも居る気がするという時。威嚇バイトなのかもしれませんが、タイフーンで反応することがあります。
●タイフーンの欠点
投げづらいこと以外でタイフーンの欠点として感じることは、巨大なブレードがフッキングの邪魔になることです。
でかいバスなのにフックが顎の下に外掛かりすることがあります。そういうのはブレードバイトなのかもしれません。ボリュームのあるルアーなのにアシストフックをつけてもフックポイントは2つしかないわけで、普通のスピナベ以上にミスバイトはあると思われます。
バスが食い上げてくるような場合は問題なさそうですが、ボトム付近がバイトゾーンの場合はミスバイトが増える気がします。また、おかっぱりでアップヒルで巻くと意図しなくてもボトムに沿ってしまうことがあるのでこれも同じです。バスがルアーの上方向からバイトしてくるときにそうなりやすいと推察されます。
巨大なブレードが諸刃の剣である、並木イズムの詰まったタイフーン。デカイバスが釣れます。使用頻度は低いのですが「今でしょ!!」って時が来たら投げる感じ。好きなルアーです^^
コメント
タイフーン…苦手意識はありませんが、以前 根掛かりを無理矢理回収したらフックかわ無くなってた事がありますw
その頃からスピナベ投げる頻度が落ちたので、そのまま買い直す事もなくフェイドアウト(^^;;
機会があったらまた挑戦してみます♬
”タックルボックスの肥やし”うううううぅ私のことですwwww
やはりキャスト回数が落ちるのでどうしても手返しのいいウエイトのスピナーベイトに浮気しちゃいます…
タイフーンはスピナーベイトと思っちゃダメですね!
ちなみにメンタイさんのフック折れタイフーン引き継いだの私ですw
メンタイさん、どうもです!
そういやそんなことありましたね〜
ぜひ再挑戦してみてください♪
缶さん、どうもです!
肥やしになってましたか〜
そうですよね。普通のスピナベの方が使ってて気持ちいいですからねw
激しい条件の時、タイフーンを思い出すか、持っているか、だとおもいます。
タイフーン いいね!
僕はタックル的にハイピッチャーを揃えたのですが、スピナベで釣れる気がしなくて一度も投げた事が無いです(~_~;)
風が拭いたらスピナーベイトとよく聞きますが、セオリーなんすか!?
リョウさん、どうもです!
投げず嫌いですか!それはいかんです。笑
「風が吹いたらスピナーベイト」っていいますよね!
「風が吹いたらとりあえずスピナーベイト投げとけ」ぐらいにとればいいと思います。だって、人によって「風が吹いたらクランクベイト」「風が吹いたらジャークベイト」・・・も真ですからね^^
こないだ風がやんだあとに、となりでスピナベで45アップ釣られてました
風やんだので私はスピナベ投げるのやめたところでした!
しかも私が移動してすぐの場所!心折れました。笑
RINZOさん、どうもです!
風がやんだらスピナーベイト!!!ww
ま、そんなこともありますよね^^
さっきまで私がやってた場所・・・って”オカッパリあるある”ってやつですかね。
タイフーンの使いどころ!つかじーさんの前記事で気になってました★
φ(..)メモメモ
トンカツさん、どうもです!
参考になれば幸いです(^^
スプリットリングからブレードがはずれる。。私のことですな笑
Tackさん、どうもです!
はい。(・∀・)ノ
こんばんは。
今のスピナベこんなにデカいのあるんですね~。
私のスピナベ3か条、変えがある(何時でも何処でも売ってる)、投げやすい、頑丈(笑)。
使い方は特攻隊長ですね。
あと早春の居るなら起きやがれ的にも使うかな?。
鴨さん、どうもです!
なるほど〜
タイフーンは最近のルアーじゃないです。10年前にはあったような気がします(^-^)/
こんにちは。
これで釣ろうって義務付けでもしないとモチベーションを保てない自信があります(笑)
楽しいを優先してる振りして楽してる自分も認めます(笑)
でもスピナベって1番好きです♪
スピッツさん、どうもです!
はい。まさにそういうタイプのルアーだと思います!w
料理でいえばゲテモノ的な。これを使ってて心地良いと思う人は少ないでしょうから。
でも、使いこなすやつにだけ使ってもらえればいいって、並木さんは言う気がします^^
>10年前にはあったような気がします
あらま?、知識不足露呈してしまいました(笑)。
私の知識はD-ZONE位で途切れてます(汗)。
ただD-ZONE(柔いから)肥しになってますけどね(笑)。
昔、クリスタルSで(これも2匹目で思いっ切り伸びて)、治し治し使ってて、結局大物相手に(多分折れて)消え失せたトラウマで・・・。
ちなみに、私は今のオジャガ陸っぱりだと使い所が見えないです。
減水で出来なかったけど裏堰堤で護岸と蓮の間とか考えてたら、蓮無くなっちゃいましたし(汗)。
鴨さん
そうですね。雄蛇ヶ池でスピーナーベイト使ってる人、あまりみかけないです。ベジテーションがなくなっちゃいましたからね。。
スピナベは早めに引退させないと折れて魚を取り逃がすことになりますよね。わたしも経験あります^^;
おはようございます(*^_^*)
リンク貼り付けありがとうございます!!
キャストが難しい…おっしゃる通りです。それゆえミニタイフーンの出番がついつい多くなりがちです。
ですがつかじーさんのおっしゃる通り、7番以上のビックブレードじゃないと反応しない状況下も必ずある気がします…
今シーズンはタイフーンでワンフィッシュ目指します(^-^)/
mikanさん、どうもです!
やっぱりキャストが・・・ですか。
バンバン遠投がきまるようになると使用回数があがってきますから^^
頑張ってください!