11/11の釣行で釣った黒いバスについて、「想像するに、カバー居付きのバス」と書きました。そしたら、ころっけさんから「カバー居付きのバスって魚体が黒くなるんですか?」とコメントがありました。
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カバーで釣れるバスが必ず黒っぽいわけじゃないですよね。それはみなさんご承知と思います。
【雄蛇ヶ池黒っぽいバス代表】
逆に…白いバスはこれくらいの白さです。
【雄蛇ヶ池白っぽいバス代表】
同じ雄蛇ヶ池のバスで両極端を見るとこれくらいの差があります。この体色の違いは何からくるのか?
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この白っぽいバスはクランクを沖方向に投げて釣ったバスですが、釣行日の写真をチェックするとアオコの濁りがきつく水の色は明るい黄緑というか白みがかったような緑をしてました。(一口にアオコ現象と言ってもその時々で違いがあります)このバスの体色はその水の色と関係がありそうです。でも、同じ日に何本か釣ったバスの色がみんなこんなに白かったわけではありません。ただ、そういう水質の日に釣れたバスはなんとなく体色が薄い印象があります。
雄蛇ヶ池がツルツルの池になってしまった近年、遠投した沖で太くて筋肉隆々のいかにも泳ぎまわっていそうなバスが釣れますが、そういうバスは薄い色をしていることが多い気がします。逆に、岸際のカバー内で釣れるバスに薄い色のやつは少なく、なかには色が濃いやつがいます。これも、あくまでそういう傾向があるというレベルです。おそらく、カバーに長時間ついているバスと、カバーに入ったり移動したりしているバスなどいろいろだからだと思います。
さかのぼって、ソウギョ放流前のベジテーションジャングルだった頃の雄蛇ヶ池では、写真のような白っぽいバスなんて皆無で、今と比べて濃い色のバスが多かったです。黒というよりは濃い緑のような色です。それはウィードの色とも関連しているように思えます。また、夏場に分厚いウィードマットの下からぬいたバスがやけに黒かった記憶があります。つまり、分厚いウィードマットの下に入っていることと体色が関係しているようです。
こうした事から、バスの体色の違いは保護色(あるいは擬態)のようなものだと感じます。つまり周囲の色にあわせて体色を変化させているわけです。そうすることで、近寄ってきた獲物を襲う、また、外敵から身を守るのにメリットがあるわけです。
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前フリのつもりが長くなりました。ここからが本題です★
11日に釣った黒っぽいバスですが、バスの逃げこむ場所がほとんどない今の雄蛇ヶ池ではかなりレアと言えるほどの黒さです。実は同じ場所で過去にも黒っぽい色のバスを釣っています。
ウィードマットなんて残ってないんです。池全体ツルツルですもの。なのに、このバスはなんでこんなに黒いのか…。
勘のいい方はわかったかもしれませんね。
水中にかなり黒っぽいものがあるカバーで釣ったんです★
おそらく、あのバスはその黒っぽいものに長時間身を寄せていたのではないかと。いわゆる居付き状態で保護色になって。これが私の妄想です★
追伸。
池の中にある黒っぽいもの…と言っても別に変なものじゃありません、想像できる範囲です。これでわたしが釣った場所がわかった人がいるか・・・? オジャガマニアな方は妄想してくださいw
コメント
私も保護色だと思います。芦ノ湖に私はよく通うのですが、バイトするまで魚の存在に気づかないことがよくあります。逆にカバーなどの暗い場所を長い間陣取るバスを釣ると黒いバスが釣れます。今年の初夏、もっと真っ黒なバスをカバーからフロッグで引きずり出して釣りました。
Tackさん、どうもです!
やっぱりそう思いますよね^^
で、オジャガのバスについてはどうですか?
迷彩ですな。
バスの捕食戦術から周りに馴染ませる必要性があるのかと。
あとはまぁ外敵等はいないと思いますが防御的な意味もあるような気がします。
洋平さん、おひさしぶりです( ´ ▽ ` )ノ
はい、まさに、洋平さんが好きな迷彩ですね!
外敵は、オジャガではカワウぐらいですかね。カワウはけっこう大きな魚も丸飲みします。Googleで画像検索(カワウ+ブラックバス)してみたら、30UPはかるく丸飲みって感じに見える写真が何枚かありました。
お疲れ様です★
バスでは、ないんですが(^^;)
深い場所にいる天然の鯛は、鮮やかな赤に対して 海上のイケスに居る養殖の鯛は、ドン黒い色をしています★太陽の光で日焼けすると聞いた事があります(´Д`)
釣った場所?三カ所妄想しました☆
カバー絡みの黒いモノ?
今のオジャガに残されたカバーは、ブッシュ☆ブッシュ絡みの黒いモノは、水没した木!
弁天最奥の木?どうでしょう★
元オジャガマニアのトンカツさん、どうもです^^
妄想してますね~
ムフフ・・
「深い場所にいる天然の鯛は、鮮やかな赤」ですか!
日焼けするかどうかはわかりませんが…
光の長波長側は水の吸収による減衰が大きいですから、水中に入ると赤外線や赤い光は早く減衰します。言いかえると、深いところには赤い光は届きにくいわけです。
ということは、深いところの赤い色をした物は赤い光がないために赤く見えず、青っぽいかもしくは黒っぽい感じになるはずです。(自らが発光しないかぎり)だから、水深にもよりますが、陸で鮮やかな赤であるタイでも、自然の海中では違う色で見えていることになります。そういう事が関係していそうな感じ?( ´ ▽ ` )
バスの色 深いですね~
興味深々ですが 雄蛇ヶの黒いもの
自転車 あ タイヤかな?
場所は全くわかりませんけど・・・・・・
白いバスより黒いほうが健康そうに観えます
黒い方 ぷりぷりですね!
RINZOさん、どうもです!
はい、黒いバスはいいバスでしたよ~
タイヤね。。ムフフ・・
チョー、お久し振りです!
バスの色も様々ですよね。色の謎?でいったら、家でピーコックバスを飼ってるんですが、観察してると威嚇のときや、エサを食うとき、色が濃くなったり薄くくなったりしてます!
その辺は関係あるんすかね?
あっ、まだデカトップ懲りずにやってますよ〜!!
フィールド変えちゃいましたが…。
クリーパーさん、おひさしぶり〜〜
情報ありがとうございます!
ピーコックが、ですか。面白いですねー。
ひょっとしてブラックバスもそうなのかしら??
オジャガはどんどん釣れなくなってます。ちっこいのはべつですけどね。フィールド変えるのは賢明ですよ( ´ ▽ ` )ノ
魚の体色については一般的に言われる"保護色"ってのが有力だと思いますね!
更に付け加え?ると、体色の濃い(黒い)魚に対して体色の薄い(白い)魚は目の瞳に違いがありませんか?
濃い魚は瞳がデカくて、薄い魚は瞳が小さくて金魚の目みたいな…!
まぁ、全ての魚に該当はしないのですが、何となくその確率が高い様な気がします!
つかじー先生の見解は??
メンタイさん、どうもです!
え〜と、
瞳は黒目のまんなかにある色の濃い部分ですよね。
明るい所では瞳孔が開くので瞳は小さくなります。逆に暗いところでは瞳は大きくなります。(人間と同じ)
で、暗い所にいるバスは色が濃い。
そういうことじゃないのかな?
はじめてコメントさせていただきます。
私も、保護色だとおもいます。
魚によっては、目ではなく表面で色を識別して、反映させることが出来るとか聞いたことがあります。
おなかで感じた色を背中で、再現すれば上から見れば同化できます。
バスも同じ様なことができるかもしれませんね
ワンタの父さん、はじめまして^^
コメントありがとうございます!
なるほど、そうなんですか。
バスもそうなのか?水槽にバスをいれて、バスに目かくしをしたりしていろいろ実験してみたくなりました。
それができないのが残念です。(´Д` )
釣った時には真っ黒だったのに、壁が白いイケスに入れてい置くと、体色がしろっぽくなったことがあります。蓋をして真っ暗なはずなのに。とすると、そばの固形物の色に反映されることも考えられます。おじゃがで、ものすごく体色が白いなあと感じたバスが釣れたのは、ある場所のオーバーハングの白濁りした場所でした。
Tackさん、どうもです。
真っ暗な白いイケスって、微妙ですね〜。面白いですねw
やっぱり、白濁りで白いバス釣れましたか( ´ ▽ ` )
初めましてm(_ _)m
いつも(2年くらいですが)楽しく、参考にさせてもらいながら読んでます。
バスの体色については、黒 鱒 疑 似 餌 釣 倶 楽 部 というところで、同一個体の2枚の写真を載せてます。
あ、勝手にホームページ紹介するとマズイんですかね⁈
ちなみに、私は12年前に関西から引越してきました。
その頃の雄蛇ヶ池を見て、関東にも琵琶湖みたいなとこがあるんだとかなり喜んだのを覚えてます。が、ベジテーションの少ない最近の変わり具合やつかじーさんのブログを読んで、非常にがっかりしています。
他のところもそうですが、釣り場環境を整えるように頑張ってもらいたいです。
100円でも入漁料を取って、釣り場が良くなるなら良いんですが。
釣り人のマナーも。
話が逸れてしまいましたが、これからもブログ楽しみにしてます。
riVer’sさん、はじめまして!
コメント&声援ありがとうございます!^^
がっかりされている方、多いと思いますよ。もちろんわたしもです。
この場で情報発信や雄蛇ヶ池の状況を記録し残していくことがわたしのできる事かなと思ってやっています。。
見てみました。まさに、ありましたね!同じバスなのにまったく色が違う写真が( ´ ▽ ` )
こんにちは
バスの色ですが
トーナメントしていた頃の皆の話では
黒っぽい=居付き
白っぽいの=回遊
と云うのが定説でした。
居付きでもどっからか来るのでしょうし
少しは移動はするハズなので
比較的移動距離が短くストラクチャ依存の
待ち伏せ型と思っています。
対して白っぽいのはベイト付きで
地形変化の場所を主に移動しているモノと思っています(居付きより移動距離が長い)
魚の種類や状況によって違うとは思いますが
以前木桶(黒い)で飼ってたナマズは真っ黒でした。
隠れる所は全くない状態です。
その後、プラスチックの漬けもの桶に移動して飼っていたら白っぽくなりました。
これは日焼けというよりも保護色でしょうね。
バスの体色の変化は私も保護色だと思います。
外敵対策ってよりもベイト対策でしょうね。
中Zさん、どうもです!
ご教示ありがとうございます。
豊富な経験に裏打ちされた元バスプロの話には説得力があります^^
ナマズも色変わるんですね!
保護色ですかぁ~~^^
カメレオンみたいな一面がバスにあるかもって
ことですね!!
今度から釣ったバスの色と釣った場所に注意して見てみます。。。
ころっけさん、どうもです^^
ころっけさんの疑問にちゃんとレスしようと思ってコメ書いてたら、なが〜くなってしまって。これになりました。
いまのオジャガでこういうバスほとんど釣れないでしょ?たぶん。
つかじーさん、私のふっとした疑問にたっぷりと回答していただいて、あざーす^^
ふむふむっと、非常に勉強になり、興味深い内容でした!!
昔と今で雄蛇ヶ池のバスの色が変わったというのは、ホントに保護色なんでしょうね~!
それだけ、雄蛇ヶ池が変わってしまったということですが・・・
ベジテーションが豊富だった雄蛇ヶ池が今やでっかいオープンウォーター池ですからね・・・
また黒バスがたくさん釣れる雄蛇ヶ池を見てみたいな~。。。
ころっけさん、どうもです( ´ ▽ ` )
気長に待ちましょう。早ければ、あと10年ぐらいで復活が始まるか、そのきざしが見えるのではないか、と思います。
こんばんは。なんか出遅れた感は有りますが、私的感覚を。
10年以上前の感覚ですが、
夏は白バス釣った事あまり無いですね(冬と釣り方も違いますが)。
白バスは、基本冬(早春、晩秋含む)に、ドン深垂直護岸で、
激遅底ズルで釣る事が多かったです。
但し、その白バスはつかじーさんの写真より泥っぽい白で、
私的には底に張り付いた低活性バスと判断していました。
ただ、オジャガでは早春、晩秋(冬はやってないので不明)含めて、
白バス釣った事無いので、的外れかも知れませんが・・・(汗)。
鴨さん、どうもおひさしぶりです!
泥底の底ベタにいるバスが白っぽいってことは、泥が白っぽいんでしょうね、きっと。
また、釣り方で変わってくるってのはありえますね^^
ども、初めまして( ´ ▽ ` )ノ
バス釣り初心者のみずけんと申しますm(_ _)m
いつも拝見させて頂いております、つかじーさんが釣る魚体は素晴らしく非常に羨ましいです( ´ ▽ ` )ノ
さて、バスの体色についてなのですが…
まだ、禁止になる前にバスを飼育したことがあります(^_^;)
その際、所謂水槽の白濁り(バクテリアが上手く育ってない状態)になると、体色は白っぽくなりました(^_^;)
また、同じ光量でも水がクリアだと体色は通常通りの見た目になります…
目に入る水の色(光量)によって体色が変わるみたいですね(^_^;)
またバスを飼育出来る時代がくれば良いのですが…(T_T)
みずけんさん、はじめまして!
コメントありがとうございます^^
水クリアだとバスは普通の色だけど、白っぽい水になると魚体も白っぽくなるんですね!やっぱり!! ^^ゝ
バスは”外来の害魚”いうレッテルを貼られてしまったわけで。なかなか難しいですね。。
こんばんは。
>泥が白っぽいんでしょうね
そうですね、松田の泥より少し白っぽいと思われます(少し離れた所の泥ですが)。
ただ、私が今まで「白バス」表記してたのは「泥バス」に改名した方が良さそうです(汗)。
それほど泥に馴染んでる色って事で・・・。
さて今週末久々に出撃しようかな~とか考えてます。
ちょっと天気と気温が怪しいですが、久々にエンジョイしてこようと思います。
鴨さん、どうも^o^
タフなオジャガ池、このタフな時期です。鴨さんも好きですね〜w