真冬のバイブレーションのバイト。
ちょっと続きです。
これは先日使ったTN60。
まだ新しかったのですが、背中に明確なバイト傷がありました。
拡大するとこんな傷です。ボディ側面にはバイト跡らしき傷はなし。
どういう場合に、こんな位置にこんな傷跡がつくのか…?
傷は、かるく歯に擦ったという感じじゃないです。ちょっと曲がっていたり、やや深めにゴリっとついてる感じが写真でもなんとなくわかりますよね。そしてボディの後方へこすってぬけていってます。
これから推測できることは…
ボトムで止めているときのバイトですから、この傷跡の部分をバスがガブッと噛み付いていた、バスの歯があたっていたのではないかと。その状態のときにアワセを入れたのでこの傷がついたっぽい。バイブはうすっぺらい形状なので、バイトでルアー全体がバスの口に入っていればボディ側面についたり、この位置の傷だとしても傷がもっと斜めにつきやすいはずです。
ボトムで止めていて、わりと小さいサイズのルアーですから吸い込みそうなもんでしょ。でもそうなってないってことです。
ルアーの傷を眺めてたら妄想が広がったので書いてみたしだいです^^
釣り上げたバスは、リアフックが唇の先のほうに薄く掛かっていました。そして、ベリーのフックはアゴの下付近に掛かってました。
最初にリアフックが唇に掛かって、その後はバスにもっていかせるうちにベリーのフックが顔のまわりにフッキングした、このフックアップの位置はそういうケースだと思います。
こういうことを十分に想定しているかどうかで冬は特に差がでると思います。特にオカッパリの場合、外掛かりや薄掛かりでもフックを2本とも掛けたいですよね。
バラしやすい位置に薄く掛かっても、もう1本を追加で掛けることができればランディングできる確立をあげられるでしょう。
真冬はバイト自体が少ないので、長時間の沈黙の後にやっと来た1バイトはただでさえミスしやすいものですよね。
わたしは、
「バイトっぽいんだけどのらないな~」
「やっとフックアップしたんだけど、巻きはじめたらフッと…(身切れ?)」
「寄せてきたけどフック1本でバラシ…涙」
というようなミスを真冬に何度も経験してきました。今はミスをだいぶ減らせるようになっています。
あくまで真冬のお話です。
また長くなりそうなのでこのへんで終わります…。
・真冬のバイブレーションのバイトについて
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その2)
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その3)
・真冬のバイブレーションのバイトについて(その4)
・真冬のバイブレーションとバス(蛇足)
コメント
初めてコメントさせて頂きます。
掲載されていた写真…非常に胸が痛むものでした。
魚にとっても池にとっても深刻な問題だと思います。
つかじーさんはフックの返しを潰してあるんですね。
私もハードプラグ中心のスタイルですが、やはりバスを釣りたい気持が先行してしまい、返しを潰すまでのレベルまではまだまだ到達出来ておりません。
今後はそこら辺も頭に入れていきたいと思います。
長々とコメントすみませんです。
今後の記事も楽しみにしております。
mentai66さん、
はじめまして^^
コメントありがとうございます!
写真でバーブレスに見えましたか…
でもそうじゃないんですよー^^;
バーブが小さいフックなだけです。
バーブレスは魚にやさしいですよね。
そうしたいという気持ちはもちろんあるのですが、
なかなか全部をバーブレスにするまではできないです(汗
ゴリマキしていっきにブッコ抜くような釣りなら
バーブレスにできるんですけども、
とくに冬場のバイブレーションなんて、
フック1本薄く掛かったりしますのでバーブレスだときびしいです。
おかっぱりだとなおのことですが、
どうしてもバラし率があがってしまうと思います。
ただ、バーブが小さいフックにするだけでも、
バスへのダメージを減らす効果はありますので、
何事も完璧を追求せずともできることからはじめましょうか…というところですね^^
ボトムで、背中にバイトする、冬バス用に、バイブレーションの背中に、グロッキーのような感じでシングルフックあるいは、ダブルフックをビルトインしたもの(もちろん、ラインに絡まないようなセッティング)のものがあったら、よりフッキング率があがりそうなと思ったりして。。
Tackさん なるほど~。たしかにそういう手はあるかもしれませんね~。
ただやっぱり、ラインが背中のフックにからみそうな気がしますね。。