写真は雄蛇ヶ池で採取したアオコ(藍藻類)の顕微鏡写真。採取するたびに藍藻類の種類が増加し新顔が登場してきます。もはや雄蛇ヶ池は藍藻類の宝庫です汗。
ここで、アオコ現象についての要点、おさらい。
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アオコ現象は藍藻類(植物性プランクトンの一種)の大量発生である。それは湖水の富栄養化、つまり水中の窒素とリンの量が増えたことによって起こる。窒素(アンモニアなど)とリン(リン酸など)は肥料の成分だと考えればわかりやすい。
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現代社会において、富栄養化の多くは生活排水・畜産排水・農業排水など人間社会の活動によって引き起こされるが、雄蛇ヶ池のアオコ現象はそれとは異なるケースである。
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2006年初頭に雄蛇ヶ池に放流されたソウギョは、成長するにしたがいオオカナダモ・葦・蓮などの水生植物を食い荒らし大量の糞塊を放出、それによって湖水の富栄養化を引き起こした。
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アオコ(藍藻類)にとってソウギョは、競争相手の水生植物を抹殺ししかもそれを食料に変えてくれるという、最強の味方と言うことができる。
コメント
土曜日、水の管理に関係してそうな集団が(ス-ツで5~6人が『夏は需要がないからどんどん放水して』とか話してたのが聞こえました)、水神宮をお参り(お払い?)してました。
一応ご報告まで。
鴨さん、私も見ました。ちょうどボートから上がる時間帯に桟橋あたりにスーツをきた集団がぞろぞろと来ました。結構年配のひともいましたね。私も池の状態を見に来たのかなと思いました。
そうでしたか…
鴨さんたくぴーさん情報どうもです。
つかじーさん、レポートをブログにも紹介頂き、ありがとう御座います。
鴨さん&たくぴーさん、情報ありがとう御座います。
状況が改善される方向に進むと良いのですが・・。
よしさん
どういたしまして!
こちらこそ、いつもレポート作成ありがとうございます!
それにしても、
アオコがひどい湖水を採取して8種類もの藍藻類が見つかるなんて。
この種類の多さは異常なこと(珍しいこと)なのでしょうか?
藍藻類は分類学の立場により、150属1500種とも150属1000種ともされています。
極小のある群を(親戚筋の)菌類としたり・・です。
雄蛇ケ池の8種は明確に異様と考えます。
種の他に量の問題があり、1種でも多量(異常繁殖)なら、水の華が発生します。
雄蛇ケ池の8種は量も多いため、充分「異常」の範疇に入ると、よしさんは思います。
「十五夜」の10月3日に、八鶴湖で東金市観光協会(前嶋康夫会長)主催の「名月観賞会」や湖上遊覧があると報道されています(千葉日報)。
09月19日(土)現在で八鶴湖に水がなければ、雄蛇ケ池の水を引水するために、イベント関係者が視察来場した可能性も考えられますね。
よしさん
レスありがとうございます!
やはり異常ですか。。
八鶴湖導水ですか。まじですか…
でも水ありそうな気がします。ちょっと前に見たときはあったので。