夕方行ってきました。池は激しいアオコ現象にみまわれる中、日曜で相変わらず混雑。
写真は余水吐。水位はマイナス10~15cm程で水門は放水中。悪臭が池全体に漂いはじめ、水の色は入浴剤を入れすぎたような色。これから夏に向け藍藻類は本格的に勢力を増し、アオコ現象がさらに悪化することは自明の理である。
これは弁天谷津の岸際。アオコ(藍藻類)がマット状に固まり、水はまるで汚水の如し。このような岸際はまったく生命感なし。オカッパリにはかなりきびしい状況になってきた。
釣果はラバージグで1本。49cm。これはいったか…と思ったのだがちょっと足りず。これぐらいのサイズをカバーからいっきに引き出す釣りは、やはり楽しい。ベジテーションカバー激減の雄蛇ヶ池ではそういう釣りがあまりできなくなってしまった。。
以前の調査では、雄蛇ヶ池のアオコ現象を起こしている藍藻類にはミクロシスチンという毒素を生産するものがかなり含まれていた。
『よしさん』のコメントによれば、『…強い肝臓毒のミクロシスチンは、致死濃度以上で1時間以内の死をもたらすFDF(fast death factor)と呼ばれ、「肝臓組織が破壊され、破壊された肝細胞が血流に乗り肺の毛細血管を閉塞させ、呼吸困難・窒息の作用をする」という、急性毒性に特徴がある…』。あくまで大量に摂取した場合の話であろうが。
とはいえ、ボートから落水し湖水を飲み込むケースなど、釣り人も注意したほうがよい。また、この毒素がすでに池の生物に生体濃縮されている可能性を考えると、雄蛇ヶ池で釣った魚を食べている人がいると聞いたことがあるがそれはリスクをともなう行為と言ってだろう。
コメント
終わったな・・・
思わずつぶやきました(笑)
以前、堰堤でギルつりをしていたアジア系の
外人が「唐揚げにして食う」といっていました。
やっぱりそういう人いましたか!
釣ったあとの魚の扱いを見ていて、それを持って帰って食べるのかなと思える人達を、わたしも何度か見たことがあったのですが。
いいバスですね。ほんとカバーから引き離すのは楽しいですよね。だから、ジグはやめられない。バスならではの釣りだと思いますので。しかし、ギル食べる人いるんですね。小骨とかたくさんありそうな気がするのですが。。ほんとアオコひどいですよね。ラインがぬるぬるして、リールにくっつきますからね。来月、再来月あたりかなりまずいことになっているのでは。。。
たくぴーさんがバスバーガーの話してたと思いますが、ギルもけっこうおいしいようですよ。ググればいろいろでてきます。わたしはバスしか食べたことありません。
アオコはこの夏とんでもないことになる気がします。。魚の大量死とかが恐いですね。
ギルもおいしいんですね。ほんと、このままアオコが増殖して、湖にふたができてしまったら酸欠になりますもんね。付近の人も異臭で酸欠になりますよ、きっと。
つかじーさんバス食べた事あるんですか?。
チョットビックリ。
ギルは味自体はバスより良いが、1匹から取れる身が少なくて、売り出せないって聞いた気がします。
アオコですが、草魚を放流した役所はアオコ問題把握してるんですかね?。
酸欠になると多分ベイトが先にやられて・・・エサ不足でバスも・・・。
ただ酸欠で草魚も多少は減るかも・・・。
アオコ問題、年々酷くなるいっぽうですね。
以前はウィードがわさわさあって、ポケットにテキサスやジグを投入してバスをぶっこ抜く釣りが主流でしたが…
なつかしいですね。
何からどうすれば改善されるのか私にはさっぱりわかりません。
オジャガ池なくして、私のバスはありませんので非常に残念な事態に直面してます。
つかじーさん
バスが0匹になるなんてことはありませんよね???
「草魚を放流した役所はアオコ問題を把握しているか」
アオコは現象であり、問題とは思いません。
問題の所在はソウギョ放流にあると考えます(言うなればソウギョ放流問題です)。
放流者はソウギョ放流とアオコ現象発生の因果関係を公式には認めていません。
「バスが0匹になるなんてことはありませんよね」
魚類より藍藻類の方が強く、アオコ現象のレベルが上がり期間も長期化すれば、魚類の壊滅状態は避けられないという事例が手賀沼等にあります。
「多分」「かも」「聞いた気がします」では、役所との議論になりませんので、観察事実に基づく記録(証拠)を最近4年間にわたり集積中です。
根拠を示して、ソウギョ放流に問題があったことを公式に認知頂き、その上で、アオコ現象の抑制・解消に向けた検討を開始願う方向を、よしさんは進めたく思います。
バスを食べたのは今から遡ること35年ぐらいまえに一度だけです。シーバスとさほど変わらない感じでした。
> バスが0匹になるなんてことはありませんよね???
そんな悲惨なことはないでしょうが。。
よしさん
詳しくありがとうございます。
つかじーさん
ありがとうございます。
>よしさん
手賀沼だけは避けて欲しい限りですね(汗)・・・。
しかし、アオコ現象の抑制ってどんな手法があるんでしょうね?、水生植物で兵糧攻め?か、ヘラブナなんかは直接攻撃可能なんですかね?
ちなみに本日堰堤で遠投したら底に植物系の何か(ウイ-ドの残骸かも?)が有りました。針掛りしなかったんで正確には解りませんが、少しは良い兆候かも知れません。
>つかじーさん
それはオジャガ産ですか(笑)。
でも私が中学生の頃の友人も(当時)食べたって話をしてたかも・・・。
そうです。オジャガのやつです。
ソウギョ放流(2006年02月)以前は、アオコ現象が極めて低レベルであった雄蛇ケ池における事例があります。
従ってソウギョ(自動糞塊製造排出生体)を排除し、(藍藻類が即・利用しやすい形の)水中の栄養塩類濃度を下げる方法が主力になろうかと思います。
35年ぐらいまえのオジャガはキレイだったんでしょうね~。
>水中の栄養塩類濃度を下げる方法が主力に・・・
やはり時間が掛かる地道な方法しかないでんすね~(汗)。
破壊は一瞬(2年)、回復は長年(10年)か?
なんか蓮も来年には(今年の越冬で)、壊滅的になりそうな勢いで・・・(滝汗)。