BASSER最新号のルアーカラーの特集がかなり面白いです。これをネタに話せばいくらでも酒が飲めそう笑。
バサー最新号「魚の色覚」
その巻頭記事、東京大学河村先生の「魚の色覚はとても優れていて人に見えない色も見えている」という話。この研究結果は「ゼブラフィッシュ」と「メダカ」を対象にしたものでした。
バスについては調べてないとしつつも、BASSER記事の文末には「バスはルアーの形や色を人以上にきっちりと見ていると考えていいと思います」となぜか論理飛躍して”盛って”ますね笑。実際、バスの研究者によるこれとは異なる見解があるようです。
アメリカ人がBASSを研究しない訳がない
アメリカ人がバスを研究しない訳がないと思いますよね。下記は、ラージマウスバスを研究しているDr. Keith Jonesという人の本です。
Knowing Bass: The Scientific Approach To Catching More Fish(BASSを釣るための科学的アプローチ)
この本注文しました!めっちゃ値段高いですが、こういうの好きなので。
Jones博士の見解
注文した本のamazon書評(英文)を見ると、バスの視覚や側線による振動感知能力を含め、バスの感覚系器官に関する研究結果がまとめられているようです。視覚の章は20ページあり、大きさ、形、色とコントラスト、フラッシュ、アクションなどのルアーの視覚要素に対してバスがどう感じるのかと…。本が届くのが楽しみです。
ピュアフィッシングの日本語サイトの中に、Jones博士による記事が掲載されていました。
「バスの視覚や色覚能力は高くないと思われます(途中略)バスに対して行なった色覚テストでは、バスは赤~緑の範囲はかなり良く見えており、中でも黄色っぽいオレンジ色~黄色っぽい緑色までの範囲に対しては最も良いことが分りました。しかし、緑色~青色の範囲になると、色覚は急に落ち込みました。おそらく紫色は黒か、グレーの一種に見えていると思われます。 また、バスは色のつよさの違いを見分ける能力も高くありません。実験では、赤、緑、茶色の深い色はすべて「暗い」と認識され、逆に明るいレモンイエローなどの非常に淡い色はすべて「明るい」と認識されると分っています」
Jones博士の研究では「バスの視覚や色覚能力は高くない」とのことです。
あとがき
こんなこと言ってると五十嵐プロにまたバッサリ切られそうです笑
いくらウンチクをたれても、自分で実績を積み上げたカラーが「自分にとっての釣れるカラー」です。実績の積み上げがそのカラーへの信頼になっていきます。そこは理屈じゃない部分があります。
繰り返しますが、今回のバサーは特に必読です!
コメント
自分で実績を作ったカラーというのは間違いないですね!!僕は、今の時期のTNの釣りには過去の実績カラーをかなり重要視してキャストします!!
それ以外の季節は、水の色を見て判断する感じですねー。詳しく話せないのでバサー買います!!
diskさん、どうもです!
バサーおもろいですよ~(^o^)そうですね、水の色も関係ありありですね。
つかじーさん、こんにちは!
ヒロ内藤さんのビデオでは人間以上に色を認識すると謳ってましたね。
さらに研究が進むことを願うばかりです。
自分もシークレットカラーを見つけてみたいものです笑
ちゃんちょめさん、どうもです~
ヒロさんの「THE ANSWER」かな。自分も見ました。そう言ってたかも…笑 諸説ありますよね。
わたしはDr.Jonesの本待ちです(^^)
そう、それです!
バスの生態とか実験とか分かりやすくて勉強になりました。
それにしても博士の本 めっちゃ高いですね!w
きっと自分は寝てしまう(u_u)
はい、学術書としての値段設定と思われます…(^^;)
[…] BASSER記事とJones博士、正しいのはどっち? […]
記事の内容は査読誌に掲載されたものを分かりやすくかみ砕いたもののようですので、Jones博士よりも正確な内容であることは間違いないと思います。
記事の内容はゼブラフィッシュとメダカに限定されるものではなく、それぞれ骨鰾類と棘鰭類からサンプルの一つとして選ばれただけです。
記事の中で「(中略)この2つを調べることでかなり広く魚類の一般的なところに迫れるかもしれないと思っているわけです」とも書かれています。
ブラックバスは棘鰭類のスズキ系に属していますので、メダカに関して得られた結果がブラックバスにも当てはまる可能性は大いにあるのではないでしょうか。
匿名さん、はじめまして。コメントありがとうございます!
間違いないと力説されましても…そうかもしれませんw。
どっちが正しいのか、それは私が判断できるものではありませんし、異なる見解がありますよということですね(^^)
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