田辺哲男プロと雄蛇ヶ池(前編)

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(備忘録です。暇な時にでも読んでください)
それは2005年11月25日のこと。すでに冬の足音が聞こえ始めた雄蛇ヶ池。蓮が枯れてから1ヶ月以上の時間が経ち、枯れ蓮が徐々に水中へと落ちていく、そんな時期。
当時の雄蛇ヶ池は、ウィードが池全体に繁茂し大きなワンドは蓮に覆われていた。
写真はその日の裏堰堤前。午後3時過ぎぐらいに池に到着したら、風もなく穏やかで裏堰堤前の蓮畑に夕日があたりはじめていた。見ての通り、沖のほうまでずっ~と蓮でしたよ。

 

[2005年11月25日の雄蛇ヶ池]

しばらくオカッパリしていたら、撮影しているボートがいることに気がつきました。
田辺哲男さんでした…
写真の真ん中あたりに田辺さんのボート、その左横に距離を置いてカメラクルーが乗ったボートが浮いています…


ちっさすぎ?w
しょぼいデジカメだったし、ちょっと遠すぎた(汗
田辺さんの番組「Go for it!」の収録でした。
後に映像を見たら、
「GAME66 冬の関東 2幕2日 ~枯れ蓮と生い茂るウィードの雄蛇ヶ池。タフなコンディションから1匹を絞り出す」という内容。田辺さんは冬のタフなフィールドとしての雄蛇ヶ池をセレクトしたわけです。まぁ、当時の条件で初冬はもうかなり難しい時期でした。
田辺さんが終盤になって池中央付近を執拗に攻め、最後の最後で歓喜の1匹をしとめるのですが、写真はおそらくその直前ぐらいではないかと思います。ボートはウィードTOPが水面下にある場所でグルグルまわっている感じで、同じエリアを繰り返し探っているところ。田辺さんが1本釣ったのはクランクベイトだったと思います。(間違ってたらゴメンなさい)
この頃は、ウィードの勢いがほんとにすさまじかった。そう、2006年初頭にソウギョが放流される、その直前ですから。2枚目の写真の手前の部分、水面に露出して見えているのはウィードです。水面にウィードがでていなくても、池中ウィードだらけだったはずです。もちろん蓮エリアも水中はウィードだらけです。
寒くなってくるとおかっぱりする人はほとんどいない。11月末なんて釣れない時期でボートもほとんどいない。田辺プロをしてもこの取材で1本しか釣れてないわけで。枯れたウィードと蓮がバスにとっては格好のシェルターになっていた。
この時期にもなれば人が少ないからゆっくり釣りできたし、釣れなくても釣りづらくても逆に攻めがいがあった。バスがどこにいても目の前をルアーが通るようになってしまった今とはまったく違う、ウィードと蓮で埋め尽くされた攻めきれないフィールド。そこに多くのデカバスが息づいていた。
当時の雄蛇ヶ池はそんな魅惑のフィールドでした。
この日のわたしはというと、
田辺さんはバスの気配がないシャローを見切って池中央勝負に出たんですけども、オカッパリのわたしは当然シャローしかないわけで、でもラッキーなことに1本釣れました。
松田ヤツの枯れ蓮の中、ヤマセンコーのノーシンカーで枯れ蓮に当ったら水中のウィード上までフォール、でバイトしました。
40cmぐらいのバスですがタフな日の1本なのでとても印象深く、今でもその事をよく覚えています。


あとで、
番組制作会社の方から「蓮だらけの夏の雄蛇ヶ池の写真がほしい」と連絡が来て、番組の中ではわたしが撮った雄蛇ヶ池の写真が出てくるというオマケつき^^
なつかしの雄蛇ヶ池の話でした。
あぁ、ウィードの中に1ozのテキサス入れたい。。
田辺哲男プロと雄蛇ヶ池(後編)に続く…

田辺哲男プロと雄蛇ヶ池(後編)
雄蛇ヶ池に田辺哲男プロ、再び。まだ蓮が覆い茂る初秋の雄蛇ヶ池、それはソウギョ放流の翌年(2007年)でした。 写真はポンプ小屋付近から堰堤方向を撮影したもの。北岸の蓮群落の帯、リリーパッドが延々と続いているのが見える。しかし、この時すでに雄...

コメント

  1. トンカツ和幸 より:

    僕もです。
    あのヘビーカバーにラインが引き込まれていく緊張感( ̄0 ̄)
    つかじーさん、ご無沙汰してます。
    1ヶ月ぶりに東京に帰ってきました。
    今回の震災で、とうとう実家に帰らなくちゃいけなくなりました。
    あと何年かしてオジャガ池が復活したら、また釣りしたいです。

  2. つかじー より:

    トンカツさん
    おひさしぶりです!
    > 今回の震災でとうとう実家に帰らなくちゃいけなくなりました。
    そうですか。
    ついにそのときが来たのですね。
    福島県でしたよね。。
    大変でしょうけども、
    いつぞやの琵琶湖で大怪我しても釣りしていた根性で、
    故郷で一旗上げてください!!
    > あと何年かしてオジャガ池が復活したら、また釣りしたいです。
    10年や15年先の話かもしれませんが。。
    復活した雄蛇ヶ池でまたいっしょにやりたいですね^^

  3. メンタイ より:

    こんばんは
    以前話してた全盛期のオジャカですね‼
    これは想像以上です(゚o゚;;ウィード、蓮でびっしり‼
    こりゃノーシンカーワームとかジグとかがメインになりそうですね‼
    つかじーさんの写真、番組で使われたんですね‼
    これまた凄かです(゚o゚;;

  4. Basser Tack より:

    田辺さん、今来たら愕然とするでしょうね。。1オンステキサスをおじゃがで再びできるまで、待ちます。。
    ところで、つかじーさんの釣ったバスのおなか、何を食べたあとのおなかですかね。いい膨らみ方してますね。

  5. つかじー より:

    メンタイさん
    どうもです!
    そうなんです。ワーム主体の釣りでした。
    ハードルアーはトップと表層がメイン。あとスピナベ。
    今とはずいぶん違う釣りをやってました。

  6. つかじー より:

    Tackさん、どうもです!
    1ozテキサスでぶ厚いウィードマットの下に少しずつワームを落とし込んでいって、バイトがあったら合わせた流れで一気にウィード中からデカバス引きずり出す感じです。Tackさんはハマルかもしれません。
    はい、あのおなかはなんかデカイ餌食ったような感じでした。変な形に膨らんでましたからw。
    > 田辺さん、今来たら愕然とするでしょうね。
    田辺さん、実は2007年にまた取材で来るんです。その時の事、続編をこれからUPします。

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