アベンタクローラーGT(インプレ詳細版)ウッド製小型アベンタの使い方・調整方法

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アベンタクローラーGTは、アベンタクローラーをウッド製にして小型化したものです。それによるメリット・デメリット含め、インプレです。

アベンタクローラーGTの特徴

アベンタクローラーGT(イマカツ) Aventa Crawler GT(Imakatsu)

ボディ長は80mm、重さは30g。ダウンサイジングされたという点で、同じくスーパーデッドスロー対応のダッジと同じ方向へ進化したアベンタGT。それは一般バサーにも使いやすいサイズ=売れ筋サイズです。

アベンタクローラーGT Aventa Crawler GT
 

左:アベンタクローラーGT、右:アベンタクローラー(イマカツ)
上の写真のように、アベンタとアベンタGTのボディサイズはかなり違いますが、羽根は同じ大きなものが装着されてます。

アベンタクローラーGTの有効速度域

アベンタクローラーGTの注目点は「スーパーデッドスロー対応はそのままに、アベンタクローラーがバタバタになる中速巻きに追従する」と予告されていたこと。

確かに、アベンタがバタバタになる速度域でもアベンタGTはバタつき感が少なくそこは使えると思いました。レイドジャパンのダッジとの比較でも、アベンタGTのほうが使える速度範囲がやや広いと思います。

アベンタGTのデッドスローや超デッドスローはアベンタと同様に秀逸でした。ただし、超遅いスーパーデッドスローにおいては、重量のあるオリジナルアベンタのほうが扱いやすい感じです。

アベンタクローラーGTのキャスタビリティ

アベンタクローラーGTの飛距離は十分。アベンタとそれほど変わりありません(タックルによってはGTのほうが飛ぶかもしれません)。当然ながら、中近距離でピンポイント狙う場合はアベンタよりもアベンタGTのほうがキャストコントロールが楽で、個人的に期待していたその点が非常にGOOD。

金属音量と羽根受け金具

アベンタクローラーGTはウッドボディが削れないように羽根受け部に金属の台座が付いています。その台座と羽根受け金具があたって金属音がでます。初期ロットのアベンタGTはネジを締めてありガタツキがない状態でしたが、羽根受け金具のネジを緩めると金属音がいい感じに出るようになりました。金属音量的にはアベンタよりも控えめです。

アベンタクローラーGTの欠点

アベンタクローラーGTはウッド製ルアーなので製品品質にばらつきがでること。今回買った2個は次のような状態でした。

●アナコンダ
真っ直ぐ泳がず斜め45度くらいに進む感じ。羽根取付金具の片方が僅かに位置がズレていて羽根の角度が悪く、ヒートンをイジるだけでは調整できず。
→取付金具をラジオペンチで曲げるなどして無理くり調整すると、真っ直ぐ泳ぐようになり、アクション的にも非常に良い感じに。

●ピンクタイガー
真っ直ぐ泳ぎました。こちらはGOOD、合格点です。でも、ヒートンがややゆるくて使ってるうちにセッティングがズレてきます(まだ未調整)。

ウッド製であり、超デッドスローはシビアなセッティングが必要なのである意味しかたがないことだと思います。中には非常に具合が良いアタリルアーもあるはずです。

追記)
「ひっくり返る」「片羽根が開かない」の欠点について下記のチューニング記事に記載しました。

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製品のばらつきが気になるので、羽根モノ慣れしていない方=イジって調整することに慣れてない方には品質が安定しているプラ製のダッジのほうが無難かもしれません。

でも、アベンタ好きな方にはアベンタGTのほうがいいと思います。アベンタに近い感覚で使えますから、使い分けでスイッチした時でも感覚のズレが少なく使いやすいはずです。

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コメント

  1. TAIDON より:

    中近距離大事です!
    GT間違いなく釣れますね!
    羽根はちゃんと開きますか?ワラ(^^)
    アツいのマニアの方々だけでよwww
    たぶんほとんどの人はRSの存在も忘れてると思います!
    少し冷めてきたなかでRSまで出してきたらイマカツさんマジでホレてまいます(≧▽≦)

  2. つかじー@雄蛇ヶ池 より:

    TAIDONさん、どうもです!
    羽根はちゃんと開きますよ。そういう問題はないと思いますw
    マニアは増えてますかねwww?

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